SDGs教材が登場
2021-07-05 13:00:13

英語で学べるSDGs教材が登場!国際エデュテイメント協会の取り組み

近年、SDGs(持続可能な開発目標)への関心が高まっています。特にZ世代の若者たちが積極的にこのテーマに触れ、自らの言葉で社会課題を考える機会が増えています。そこで、一般社団法人国際エデュテイメント協会が発表したのが、高校生向けの新しい英語教材『Thinking Critically about SDGs』です。この教材は、持続可能な開発目標の成り立ちや17のゴールについて学ぶことができ、自分自身の社会に対する意識を深めることを目的としています。

国連により2015年に採択されたSDGsは、2030年までに持続可能な社会の達成を目指す国際的な枠組みです。日本国内でもその重要性が認識され、特に15〜29歳のZ世代の認知度は52%に達しています。これは、世代を超えて最も高い数値であり、教育への関心の高さが伺えます。国際エデュテイメント協会では、このような背景を踏まえ、高校生がSDGsを英語で学ぶことができるデジタル教材の開発に着手したのです。

『Thinking Critically about SDGs』は、全28レッスンで構成されています。それぞれのレッスンは、SDGsの各ゴールに合わせた内容となっており、「ゴールの概要」や「世界と日本の現状」、「インタビュー/ケーススタディ」などが含まれています。教材は、単に知識を得るだけでなく、リーダビリティや情報処理能力を高め、自分の考えを英語で表現する力を養うことを目的としています。

特に、批判的思考力を育むことに重点が置かれており、自らの意見をしっかりと展開するためのリーディング問題やリサーチクエスチョンが設けられています。英語の学習を通じて、自分の意見を持ち、それを表現することが求められます。対象者は英検準2級程度のレベルで、年齢に関係なく多くの生徒が活用できる内容になっています。料金は基本パッケージが22,000円(税込)で、さらに追加ゴールを選択することもできるため、自分の興味に合わせた学びが可能です。

さらに、国際エデュテイメント協会では『IUEO 5daysサマーキャンプ 2021』を開催し、SDGsの重要性を深める集中プログラムも提供しています。これは、全5日間にわたってオンラインで行われるもので、参加者は日本の健康と福祉に関する学びを深めることができます。

協会の代表理事、森俊介氏は、「この教材を通して、一人でも多くの方にやりがいや未来に向けて考えるきっかけを提供したい」と語ります。持続可能な社会の実現に向け、若者が自らの可能性と向き合う機会が広がることを期待しています。

今後も、国際エデュテイメント協会は、教育関係者や学生に向けてのICT教育支援や英語教材開発に力を入れ、持続可能な未来を築くためのプロジェクトを推進していく計画です。進化する教育の形を、ぜひ注目していきたいものです。

会社情報

会社名
一般社団法人国際エデュテイメント協会
住所
千代田区西神田3-8-5ビル西神田3F
電話番号
03-6811-1547

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