エコ革、ソーラープラネットとの業務提携について
株式会社エコ革は、東京ガスの完全子会社であるプロミネットパワー株式会社と三井住友信託銀行が共同で設立したソーラープラネット合同会社との業務提携を発表しました。この提携は、脱炭素社会に向けた太陽光発電所の調達を目的に行われるもので、主に関東エリアを中心に中小規模の発電所の開発を進めることを目指しています。
業務提携の背景と目的
エコ革は、近年北関東エリアを中心に太陽光発電所の開発を進めてきました。その取り組みは用地調達から建設まで自社で行えるため、これまでに多くの発電所を供給してきました。また、今やRE100に加盟する企業からの再生可能エネルギーの需要が急増しており、そのための新たなビジネスモデルの構築が求められています。
ソーラープラネットは、東京ガスと三井住友信託銀行が共同で設立した会社で、全国で200カ所を超える分散型の太陽光発電所を開発・運営することを目指しています。この度、エコ革の発電所開発力を評価し、業務提携が実現しました。
提携内容の詳細
業務提携の内容には、エコ革が事業用地の選定や取得交渉、電力系統の確保といった開発全般を担うことが含まれています。そして、両社は1年間で中小規模の発電所を60件供給する目標を設定しています。
ソーラープラネット合同会社の概要
- - 名称: ソーラープラネット合同会社
- - 所在地: 東京都千代田区神田三崎町二丁目20番7号
- - 代表者: 菅原 一道(代表社員一般社団法人ソーラープラネット職務執行者)
- - 事業内容: 中小規模の太陽光発電所の開発、保有、運営が主な業務
- - 設立年月日: 令和6年2月
- - 大株主: プロミネットパワーと三井住友信託銀行がそれぞれ50%の株式を保有
エコ革の概要
- - 商号: 株式会社エコ革
- - 所在地: 栃木県佐野市高萩町1322-9
- - 代表者: 伊藤繁三(代表取締役)
- - 主な事業内容: 産業用太陽光発電やメンテナンス、売電事業など
- - 資本金: 1億円
- - 設立年月日: 2013年10月29日
今後の展望
エコ革とソーラープラネットとの連携により、新たな太陽光発電所の建設が進んでいます。すでに個別案件の契約も複数締結しており、引渡しに向けた建設段階へと進展しています。両社は、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを加速し、市場のニーズに応える形で今後も新規案件を展開していく予定です。業績への影響については軽微とされていますが、今後、重要な情報が発生した場合には速やかに公表される見込みです。
この業務提携が、持続可能なエネルギー生成の一助となることが期待されています。