スニーカーの安全な取引を実現する「モノカブ」
最近、個人間でのスニーカー売買を可能にするプラットフォーム「モノカブ」が注目を浴びています。運営を手掛けるのは、株式会社ブライノ。彼らは、増加する偽物被害を解決するために、このサービスを強化しようとしています。
偽情報が横行する現代の取引事情
フリマアプリやネットオークションの普及と共に、個人間売買の機会は増える一方です。しかし、同時に問題となるのが“偽物問題”です。特にスニーカーは、利便性の高い取引が求められる一方で、海外で作られた悪質な偽商品が市場に出回っています。
ブライノは、「モノカブ」を通じて、流通商品の鑑定による信頼性を提供し、消費者が安心して購入できる環境を整えることに尽力しています。現在のところ、スニーカーを中心にサービスを展開しているものの、取り扱い商品は今後拡大予定です。
モノカブの特徴
「モノカブ」では、以下の3つの特徴によって安心して取引が可能です。
1.
鑑定士によるチェック
独自の偽物流通データベースを保有し、専門の鑑定士が実物を確認。これにより、購入者は本物を確実に手に入れることができます。
2.
取引の透明化
モノカブが取引を仲介し、個人間のトラブルを未然に防ぎます。また、個人情報の流出を防ぐ仕組みも確立しています。
3.
価格設定の適正化
購入者と販売者が自由に「指値」を行えるシステムを導入。これにより、価格交渉がスムーズに進み、双方が満足できる取引が実現可能です。
これらの機能により、モノカブは安心・安全な取引の場を提供し、偽物の流通を防いでいます。2018年5月にベータ版がスタートし、同年11月に正式版がリリースされて以来、月ごとに約30%の成長を見せています。
資金調達の目的
今回の第三者割当増資の目的は、サービスの拡充とその運営を支える組織体制の強化です。濱田航平社長は、「物品の価値を可視化し、安心して取引できるプラットフォームを作る」と意気込みを語っています。今後、さまざまな商品の取り扱いを予定しており、さらなる成長を見込んでいるとのこと。
メンバー募集
事業拡大の中、全職種で新たなメンバーを募集しています。技術者や編集者として、新しいサービスを一緒に創っていく仲間を求めています。
会社概要
ブライノは、東京都渋谷区千駄ヶ谷に本社を置く企業です。公式サイトやサービスサイトでは、モノカブに関する最新情報を随時発信しています。
今後の展開に期待が膨らむ「モノカブ」。安心してスニーカーの取引を楽しむためにも、ぜひ注目していきましょう。