新たな開業支援プロジェクト
2016-01-22 11:00:02
ロサンゼルス初のベーカリー開業支援プロジェクトが始動
ロサンゼルス初のベーカリー開業支援プロジェクト
2016年3月、岡山県に本社を置く株式会社おかやま工房が、ロサンゼルスで初のベーカリー開業支援を行う研修をスタートしました。このプロジェクトは、無添加生地を使用した新たなベーカリー開業の道を提供するもので、短期間で実現可能なプログラムが特徴です。
プロジェクトの背景
おかやま工房は、2015年5月にアメリカ法人Liaison Project USA Inc.を設立し、ロサンゼルスにおけるベーカリー業界への新規参入を目指してきました。これまでに、研修センターの設立や試食会を実施し、地域でのブランド確立を進めてきました。プロジェクトの重要な特徴は、開業希望者がたった5日間の研修を受けることで、すぐにベーカリーを運営できるようになるという点です。
リエゾンプロジェクトとは
リエゾンプロジェクトは、株式会社おかやま工房の代表取締役社長、河上祐隆氏の長年にわたるベーカリー運営の知見をもとに設計されています。フランチャイズ的な枠組みを越え、オーナーの意向を尊重した店舗作りを支援します。各店舗のデザインやターゲットとする顧客層に応じたオリジナルな店舗運営を実現するため、技術指導だけでなく、経営ノウハウにまで踏み込んだ包括的なサポートが受けられます。
リエゾンプロジェクトの特長
1. 短期間での開業
通常、ベーカリーの運営には数年の経験が必要ですが、リエゾンプロジェクトでは理論とマニュアルを重視することで、未経験者でも5日間の研修を経て、実際にベーカリーを運営する準備が整います。この短い期間での開業は、時代のニーズに応えるものといえるでしょう。
2. 無添加生地へのこだわり
プロジェクトに参加することで提供されるパンは、国産小麦を100%使用した無添加生地を用いて作られます。これにより、食品の安全性が求められる現代において、他店との差別化を図ると共に、顧客からの信頼も得ることができます。
3. 低コストでの開業
特注で作成された設備を使うことにより、確固たるビジネスモデルを構築でき、リスクを抑えつつ収益を上げることが可能です。開業後の拡張も見越した柔軟なプランが用意されており、商業的に安定した運営が期待されます。
今後の展望
2016年夏には直営店「My Bread - Japanese Artisan Bakery」を開業予定で、アメリカ国内におけるフランチャイズ展開も視野に入れています。さらに、既存の東京のハラルベーカリーの成功を踏まえ、異なる文化圏でも魅力的なベーカリーを展開していく考えです。オーナーが自らの理想とするベーカリーを実現させる手助けを行い、アメリカ市場においても確固たる地位を築いていくことでしょう。
会社概要
この新たな取り組みを支えるおかやま工房は、1984年に設立され、無添加にこだわったパン造りを続けてきた歴史があります。国内外でのベーカリー独立支援を目的としたリエゾンプロジェクトは、より多くの人に安全で美味しいパンを提供するための一歩です。今後の動向に目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
株式会社おかやま工房
- 住所
- 岡山県岡山市北区田中112−103
- 電話番号
-
086-234-7255