MSI、国立故宮博物院とのコラボレーションで新たなEV充電器を発表
新エネルギーとAI技術におけるリーダーであるMSI(Micro-Star International)が、台湾の国立故宮博物院との提携により、特別版のEVプレミアムスマート充電器を発表しました。この充電器は、南宋時代の吉州窯の「黒釉葉文茶碗」からインスピレーションを受けたデザインが特徴であり、伝統的な美術工芸と先進的な充電インフラが融合しています。これにより、エネルギー技術の見た目と体験を革新します。
伝統が生んだ新しいソリューション
MSIが開発したこの充電器は、住宅やオフィス、高級建築物において、美と機能を両立させるための新しいソリューションを提供します。また、台湾国立故宮博物院は、このスマート充電器を早期に導入する文化機関として、グリーンエネルギー政策への強い支持を示しています。
このEV充電器は、MSIのEV充電ソリューション部門によって台湾で設計・製造されており、MIT微笑マークや台湾エクセレンス賞金など、数々の賞を受賞しています。さらに、厳しい安全基準に基づく認証も取得しており、高い品質が保証されています。
デザインと機能性の融合
優美な曲線を描くシルエットと、鏡面仕上げの黒釉は宋代の洗練された美を体現しています。内部にはMSI独自のスマートコントロールアプリが装備されており、遠隔操作やエネルギーモニタリングが可能です。このアプリにより、直感的な操作性や安定した充電、長期的な耐久性が実現されています。
この充電器はIP55保護等級や耐塩水噴霧性に対応しており、さらには3,000メートルの高地でも使用可能な設計となっています。製品には2年間の保証と約500万ドルの保険が付帯しており、耐久性にも優れています。
声明と理念
MSIのマーケティング担当副社長、Sam Chern氏は次のように述べています。「MSIは、AIや新エネルギー、コンシューマテクノロジーにおける統合的なイノベーションを追求してきました。この国立故宮博物院との協力は、単なる美的要素の模倣にとどまらず、技術と文化遺産の間に生まれる対話を促進します。私たちは、EV充電設備を機能だけに限定せず、空間のデザインに自然に溶け込む存在にしたいと考えています。」
また、MSIのEV充電ソリューションAVPであるElsa Yeh氏も、「電気自動車は私たちの移動の仕方を変えています。MSIの使命は、使いやすく、美しいデザインのスマート充電ソリューションを提供することです。この特別仕様の充電器は、私たちの技术の専門性を示すものであり、ハイエンド市場にも最適です。」と語りました。
おわりに
MSIが国立故宮博物院と提携したこのEVプレミアムスマート充電器は、文化と技術が融合した新しい形のエネルギー利用を提示します。持続可能性を意識したこの取り組みは、今後の充電インフラにおいて大きな影響を与えることでしょう。
詳細情報
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