東京での新たなデザインの試み、POETIC CURIOSITYが参加
デザインスタジオ「POETIC CURIOSITY」は、2025年11月7日から9日まで日本橋で開催されるデザインイベント「alter. 2025, Tokyo」に出展します。このイベントは、未来のクリエイターたちが集まり、オルタナティブなプロダクトデザインの可能性を探る実験的な場です。日本や海外から選ばれた56名のクリエイターが、それぞれの作品を通じて新たな視点を提供することを目指します。
POETIC CURIOSITYの新作《Forms of Invisibility》
今回の出展では、「詩的な想像に形を与える」ことをテーマにした「POETIC PROTOTYPING」シリーズの新作が発表されます。作品名は《Forms of Invisibility》。この作品は、目に見えない詩的な存在をテーマに探求し、観客に新しい感覚を提供することを目指しています。
「言葉を風に乗せる」「離れていくことで癒しをもたらす」というコンセプトのもと、観客はその作品を通じて時間、空間、感覚についての再考を促されることでしょう。《Forms of Invisibility》では、単なる形を超え、触れることのできない詩を体現する手法が用いられています。近づくことで、どのような新たな体験が得られるのか、その目で確かめることができるでしょう。
デザインイベント「alter.」の概要
「alter.」は、さまざまな分野から集まったクリエイターがコラボレーションする実験的なデザイン展示会であり、次世代のデザインシーンを担う場となります。会場は日本橋三井ホールで、今回は特に異業種クリエイターによるプロジェクトもあわせて紹介されます。3日間のイベントでは、展示に加え、公開収録トークや特別アワードも行われ、参加者がさまざまな観点からデザインについて対話する機会が設けられています。
また、入場料は1日券が2000円(学生1000円)、3日通し券が3000円(学生2000円)と手頃で、中学生以下は無料で入場可能ですので、家族や友人と一緒に訪れるのも良いでしょう。この機会に、自分自身が持っている創造性を再発見するきっかけを得られるかもしれません。
POETIC CURIOSITYのデザイナーたち
POETIC CURIOSITYは、共同主宰である青沼優介氏と三好賢聖氏を中心に、さまざまなバックグラウンドを有するクリエイターで構成されています。青沼氏はデザイナーでありアーティストとしても活動し、三好氏はデザイン研究者としての経験を積んでいます。その他、香りにまつわるクリエイティブユニット東京香堂や、高野慎太郎氏、栗原あずさ氏、神山真美子氏らが参加し、多様な視点が融合することで、新たなデザインが生み出されています。
最後に
「alter. 2025, Tokyo」は、私たちの既存の価値観を覆す新たなアイデアに触れる場となるでしょう。POETIC CURIOSITYの作品を通じて、観客は自身の内面や周囲の世界に新しい気づきを得ることができるはずです。是非この機会に、デザインの未来をともに体験し、新たな視点を得てください。