岡山発!新しいスタジアムフード「一休焼」が誕生
株式会社ティムコは、和気町を拠点に「お好み焼一休」を運営し、
新たに「一休焼」というオリジナルのお好み焼をスタジアムフードとして展開します。
新たな食文化の創造
岡山に新たな食文化をもたらすため、同社は2026年2~3月に新しい生産拠点を設立する計画です。
その目標は、飲食店で楽しまれることが多いお好み焼きを、
スポーツ観戦やイベントでも気軽に楽しめる食文化として確立することです。
斬新な「一休焼」とは?
「一休焼」は、従来のお好み焼きの調理工程の複雑さを克服した革新的なスタイルを特徴とします。
この独自の製法により、四角いお好み焼きを海苔で包み、
ソースを内側に塗り込んで折りたたむことで開発されました。
その結果、片手で持って食べられる「ワンハンドスタイル」が実現しています。
特許取得の実績
この革新的な提供スタイルは、特許(特許第7419625号)と商標登録(登録第6828034号)を取得しており、
その独自性が評価されています。さらに、冷凍技術を駆使し、スタジアムの飲食ブースでも簡単に提供できるように設計されています。
スタジアムでの味と利便性
「一休焼」は、すでに大手通販会社フェリシモの頒布会商品として採用されるなど、
その美味しさが広く受け入れられています。
特徴として、以下の点が注目されています。
- - 独自の折りたたみ構造: 海苔で包まれた四角いお好み焼きを折りたたむことで、
食べやすさと清潔感を両立しています。
- - 冷めても美味しい: 鮮烈な海苔の風味が、冷めた後も味わいを損ないません。
- - チームカラー対応: 現在は黒海苔を使用していますが、
大豆シートによるカラーバリエーションの開発も進めています。
この特徴により、プロ野球やサッカーチームのカラーを表現した商品を提供する計画も進行中です。
人気の証拠
最近、岡山天満屋で開催された「オールおかやま商工会マルシェ」では、商品試食なしで260個以上を販売するなど、
その人気は急速に高まっています。
生産体制強化に向けた取り組み
現在、「冷凍一休焼」の製造は店舗営業後の限られた時間内で行われており、生産能力は限界を迎えつつあります。
大手メーカーへのOEM生産も検討されましたが、独自の製法に対応できる設備がないため、 それを実現するのは困難です。
この課題を踏まえ、株式会社ティムコは金融機関からの支援を受け、
和気町内に新たな生産拠点の設立を計画しています。
クラウドファンディングでの資金調達
2026年2~3月の生産開始を目指して、
雇用や販路拡大のための運転資金をクラウドファンディングで募っています。
リーダーの田原匠代表は、「お好み焼はビールと非常に相性が良い軽食です。
この『一休焼』を多くの方にスタジアムフードとして広めたい」と意気込んでいます。
プロジェクト概要
- - クラウドファンディングサイト:CAMPFIRE
- - 目標金額:1,000万円
- - 募集期間:2025年12月まで
- - 支援の使途:広報やリターン仕入れ費、
人件費、新商品開発費などです。
会社概要
- - 会社名:株式会社ティムコ
- - 所在地:岡山県和気郡和気町福富408-1
- - 代表者:田原 匠
- - 事業内容:飲食店「お好み焼一休」の運営、冷凍食品「一休焼」の製造・販売
- - ウェブサイト:okonomiyaki19.jp