効果的な情報セキュリティ教育が実現
近年、デジタルトランスフォーメーション(DX)が推進される中、ビジネスで利用されるシステムやサービスは急増しています。この流れに伴い、従業員や職員の情報セキュリティに対する意識向上が求められています。しかし、巧妙な標的型メールやフィッシングメールが増え、企業内でのセキュリティリテラシー向上は急務といえるでしょう。
この状況において、株式会社ソースポッドが提供する情報セキュリティ教育サービス『SPC Leak Detection』が2024年10月31日より、新たに標的型メール訓練サービス『SPC 標的型メール訓練』と『KIS MailMon』との連携機能を開始します。これにより、クリックしたユーザーに対するシームレスな教育が可能となり、企業のセキュリティ対策がより一層強化されます。
リテラシー向上のための新機能
ソースポッドは、利用者のフィッシングやメールのリンククリックによるリスクを評価し、その結果をもとに適切な情報セキュリティ教育を提供する体制を整えました。連携機能により、標的型メール訓練の結果が『SPC Leak Detection』にインポートされ、それに基づく教育がシームレスに行われます。これにより、訓練結果をレポートとしてまとめることができ、管理者は効果的に従業員のリテラシーをチェックすることができます。
訓練と教育の連携
この新機能は、以下のような訓練結果に応じて教育を行うことが可能です。
- - フィッシング方式でのデータ送信
- - URLリンク方式でのクリック
- - 添付ファイルの開封
- - メールの閲覧・送信
これにより、万が一のセキュリティリスクに対する意識を高め、組織全体のセキュリティレベルの向上が見込まれます。データ送信やリンククリック、ファイル開封などの行動からリスクの高いユーザーを抽出することで、より効果的にアプローチを行えます。
SPC Leak Detection の特長
『SPC Leak Detection』は、情報セキュリティ教育と不正アクセス対策を兼ね備えたサービスです。このサービスは多くの業界で対応しており、企業や教育機関のニーズに応じた教育コンテンツを提供しています。特定の教育コンテンツは、標的型メール対策に特化しており、受講後にはテストも実施され、受講者の理解度を確認できます。
また、ダークウェブ上での情報漏洩を検知し、管理者及び該当者にアラートを発信する機能も備えています。このような点からも、『SPC Leak Detection』は独自の強みを持っており、組織内のセキュリティ対策に大きな貢献を果たすことができます。
組織の期待を超える
ソースポッドは、『SPC 標的型メール訓練』を通じて、より効果的な体験学習と情報セキュリティ教育を提供することで、組織が抱えるさまざまなセキュリティリスクに対処するサポートをしていきます。新機能追加により、少ない学習機会でも、効果的なリテラシー向上が期待でき、今後のセキュリティ対策をさらに進化させることができるでしょう。
このような取り組みは、組織におけるセキュリティ文化を醸成し、デジタル社会における健全な運用を支えるために必要不可欠です。従業員の権限を強化し、セキュリティの意識付けを行うことで、業界全体がさらに安全な方向へ向かうことを願っています。