自治体DXとスマートシティの連携強化で地域の幸福度向上へ

地方創生の新たな道筋、自治体DXとスマートシティ



一般社団法人自治体DX推進協議会(GDX)と一般社団法人スマートシティ・インスティテュート(SCI-Japan)が、相互入会を通じて自治体DXとスマートシティの連携を強化することで合意しました。このパートナーシップの目的は、地域住民の幸福度向上を図ることです。

1. 連携の背景


GDXは、自治体のデジタル化を進め、地方創生を目指す団体です。対照的に、SCI-Japanは住民の福祉を目指すスマートシティづくりを進める大きな組織です。両者が持つ知見を結集し、ただの効率化を超えて真の市民生活の向上を目指すことが今回の連携の重要な目標です。

2. 地域幸福度を可視化する


今回の協力により、SCI-Japanが開発した「地域幸福度(Well-Being)指標」を活用し、GDXのネットワークを通じて全国の自治体に導入する取り組みが進められます。この指標を基に、自治体がデジタル技術を用いて地域住民の幸福度を可視化し、評価する手法の確立に取り組みます。

3. スマートシティ推進人材の育成


また、次世代の自治体リーダーを育成するため、SCI-Japanが提供する「WBPD OASISプログラム」や「City-Region MAPプログラム」といった教育プログラムをGDXが実務支援する形で連携させます。これにより、デジタル人材の育成が推進され、地域の課題解決に向けた新たなリーダーの誕生が期待されます。

4. 官民連携で課題解決


両団体の会員である自治体や企業、大学とのネットワークを活用し、地域の課題に対する革新的なソリューションを見つけ出す試みも行います。共同セミナーやワークショップを通じて、日本独自のスマートシティを実現するための取り組みが進展します。

5. GDXとSCI-Japanの概要


GDX (自治体DX推進協議会)


デジタルトランスフォーメーション(DX)を通じて地域課題の解決を目指し、全国の自治体との協働を進めています。実態調査やマッチング事業を通じて、持続可能な地域社会の実現を目指しています。

SCI-Japan (スマートシティ・インスティテュート)


この団体は、日本のスマートシティの発展と住民の幸福度向上を図るためのプラットフォームです。産官学民の連携を強め、地域幸福度指標の普及を進めています。

6. 今後の展望


今後は、この連携を基に、多様な地域での取り組みが広がっていくことが予想されます。デジタル技術の導入により、地域の住民がどのように生活の質を向上させていけるのか、期待が高まります。地域住民の幸福を追求する新たなモデルが、自治体のデジタルトランスフォーメーションの進展と共に形成されていくことでしょう。これからの取り組みに、引き続き注目していきたいと思います。

会社情報

会社名
一般社団法人自治体DX推進協議会
住所
東京都港区北青山アールキューブ青山3F
電話番号
03-6683-0106

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