日本リージャスがついに200拠点目を開設
2025年10月7日、日本リージャス株式会社が国内での200拠点目となる「シグネチャー日本生命丸の内ビル」をオープンしました。これはフレキシブルオフィス事業を展開するリージャスにとって、重要な節目となる施設で、同日開催された戦略発表イベントでその意義が説明されました。
フレキシブルオフィス市場の動向
eventでは、シービーアールイーの岩間有史氏が、フレキシブルオフィスの市場動向について解説しました。岩間氏の報告によると、その市場は緩やかながらも堅調に成長しており、利用企業の規模が多様化する中で、本社機能としての需要がますます高まっているとのことです。特にフレキシブルオフィスの利用者数は今後、着実に増加すると予測されています。
リージャスの成長計画
次に登壇した日本リージャスの西岡真吾CEOは、今後の成長戦略を発表しました。リージャスは、来るべき5〜10年で拠点数を約2.5倍へと増やし、フレキシブルオフィス市場のリーディングカンパニーとしての地位をさらに強化すると宣言しました。彼は、国内外の拠点ネットワークを最大限に活用した多様なサービス設計によって、顧客ニーズに応える競争優位性を維持していくと述べています。
シグネチャー日本生命丸の内ビルとは
「シグネチャー日本生命丸の内ビル」は、リージャスにとってフラグシップ施設の位置付けです。「旅の交差点」という内装コンセプトを基にした精緻なデザインが施されたこのビルは、ビジネスの中心地である丸の内の象徴とも言えます。内観は高級感あふれる洗練された空間が広がり、特に来場した報道関係者たちの注目を集めました。
ビルの基本情報:
- - 所在地: 東京都千代田区丸の内1-6-6
- - 総面積: 2,169㎡
- - 部屋数: 118室
- - ワークステーション席数: 331席
- - アクセス: JR「東京駅」丸の内北口から徒歩1分
施設は24時間利用可能であり、ビジネスラウンジや会議室も併設されています。そのため、利用者にとっても非常に便利な空間となっています。
今後の展望
西岡氏は、リージャスが日本全国の企業や個人のビジネス成長をサポートするパートナーであることを強調し、持続可能かつ戦略的な成長を実現すべく邁進すると誓いました。また、三菱地所グループとの連携によって、より強固な信頼基盤のもと、さらなる業績向上が期待されています。
このように日本リージャスは、フレキシブルオフィス業界でのリーダーシップを確立しつつ、新しい働き方を提案する存在としての役割も果たしていくことでしょう。この新しい拠点は、今後のビジネススタイルの変革にも大きく寄与することが期待されます。