株式会社Fivot、東京金融賞2024の金融イノベーション部門で栄誉の第1位を獲得
東京都港区に本社を置くスタートアップ企業、株式会社Fivotは、「東京金融賞2024」の金融イノベーション部門で見事第1位に選ばれました。この受賞は、同社が展開する「Flex Capital Invoice」による企業の資金繰りをサポートする新しい取り組みが評価された結果です。
Fivotの取り組み
Fivotは、スタートアップ企業向けにベンチャーデットやレベニューベースドファイナンス(RBF)などのデット性資金を提供する「Flex Capital」を展開しています。AIを活用した独自の与信モデルにより、迅速かつ信頼できるリスクテイクを実現。サービスは2021年2月に始まり、すでに230社を超える企業を支援しています。今回の受賞対象である「Flex Capital Invoice」は、企業の事業仕様を考慮して、請求書の立替支払いを行い、資金繰りの平準化を支援するものです。これにより、短期間での大口資金需要やコスト削減など、様々なニーズに応える柔軟性が評価されました。
受賞の意義
Fivotの受賞は、東京が目指す“サステナブルな社会を実現するアジアのイノベーション・金融ハブ”というビジョンに沿ったものです。これを機に、FivotはFlex Capital Invoiceや他のサービスを通して、更なる成長企業の支援を推進していく意向です。
Flex Capitalの特長
「Flex Capital」は、スタートアップに対し迅速かつ便利なデットファイナンスを提供するサービスです。審査はわずか20分で、最短10営業日内に融資結果が通知され、最大3億円の融資を可能にします。これにより、企業は迅速に必要な資金を得ることができ、事業成長をサポートされます。また、Fivot自身の開発による与信モデルは、高い安定性を誇り、デフォルト率はわずか0.3%という数字を記録しています。
Fivotの未来
株式会社Fivotは、2019年に設立され、法人向け融資事業「Flex Capital」と、個人向けの貯まるキャッシュレスアプリ「IDARE」の2つを中心に事業を展開しています。このエコシステムを通じ、社会に必要な流動性を提供し、新しい価値の創造に貢献することを目指しています。
最後に
Fivotの挑戦はこれからも続きます。「東京金融賞2024」での受賞を契機に、さらなる革新と成長を追求し、支援する企業の数を増やしていくでしょう。今後の展開に注目が集まります。