岡山大学の宇宙体験学習
2024-09-17 11:40:03

岡山大学が中学生対象に宇宙科学の体験学習を実施し新しい人材育成を目指す

岡山大学の次世代理系人材育成プログラム



2024年8月21日、岡山大学の惑星物質研究所が主催する「次世代理系人材育成プログラム」が鳥取県三朝町で実施されました。このプログラムは、岡山大学教師教育開発センターが支援するもので、約30名の中学生及び引率教員が参加しました。本プログラムは、岡山大学が地域の教育支援の一環として行っており、理系志望の生徒たちに宇宙関連の知識や技能を習得してもらうことを目指しています。

参加者は、事前に行われた小林桂教授による「宇宙惑星物質科学の世界」という講義を受け、科学的な考え方や探求心を抱きながら、実際の研究現場へと向かいました。8月21日の見学では、まず芳野極所長が研究所の概要を説明。生徒たちはその後、超清浄化学実験室、リモートでのSEM観察ブース、そして高圧実験室など、様々な学びの場を巡りました。

概要として、見学は小グループに分かれて行われ、生徒たちは各ブースでの説明を受けたり、直接質問をしたりして理解を深めました。また、クリーンルームでは小惑星リュウグウのサンプルに触れる貴重な体験をすることができました。これらの体験は、ただの見学にとどまらず、質疑応答を交えたディスカッションを通じて、生徒が主体的に学ぶ場を提供することが重視されました。

最後に、参加した生徒からは感謝の言葉が寄せられ、プログラムは盛況のうちに終了。岡山大学は、このような教育活動を通じて、科学技術の重要性や未来の人材育成に対する社会的責任を果たし続けています。

岡山大学教師教育開発センターの支援を受け、今後もこのプログラムは定期的に実施され、地域の中学生の研究者としての可能性を広げる活動が続けられる予定です。教育や研究の重要性を伝え、次世代の科学者を育てるための取り組みには、今後も期待が寄せられています。

本プログラムは、持続可能な発展目標(SDGs)とも連携しており、地域の貢献とともに国際的な視点からの研究を促進する役割を果たします。参加者一人一人がこれらの学びを通じて、将来の進路選びや科学技術分野への興味を深めることにつながることを願っています。

岡山大学は、今後も地域と連携しながら、特に科学分野における教育の充実を図り、社会に貢献する人材を育成していく方針です。引き続き、このような取り組みに注目していきたいと思います。


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