ポケトーク米国事業黒字化
2024-07-10 11:43:09

ポケトーク米国事業が初の半期黒字化!教育機関での導入加速が収益を牽引

ポケトーク米国事業が初の半期黒字化!教育機関での導入拡大が収益を牽引



ポケトーク株式会社は、米国子会社であるPOCKETALK INC(以下、米国事業)が2024年1~6月期の半期業績において、初の営業利益黒字化を達成したことを発表しました。

米国では移民増加により、英語を母国語としない児童・生徒が増加し続けています。この状況は、「言葉の壁」にまつわる課題を拡大させており、特に教育機関における多言語対応のニーズが急増しています。

ポケトーク株式会社は、このニーズに着目し、AI通訳機「ポケトーク」の導入加速と、端末を一元管理できるコンソール「Ventana(ベンタナ)」によるサブスクリプション収益が売上を牽引したとしています。

米国事業では、年間を通して教育関連の法人向け展示会に積極的に参加し、ブランドや製品の周知活動を行ってきました。その過程で、米国市場における導入を拡大するためには、プライバシー保護法への準拠が不可欠であることが明らかになりました。

そこで、米国基準のプライバシー保護基準である「FERPA(家族の教育の権利とプライバシーに関する法律)」および「COPPA(児童オンラインプライバシー保護法)」に準拠することで、全米の教育機関における「ポケトーク」導入が加速したとされています。

ポケトーク株式会社は、「言葉の壁をなくす」をミッションに掲げ、世界中に「ポケトーク」シリーズを提供しています。今後、世界中で広がる多言語対応の需要拡大に対応し、導入加速とユースケースの拡大を目指していくと表明しました。

ポケトークとは?



「ポケトーク」は、互いの言葉を話せない人同士が自国語のまま対話できるAI通訳機です。74言語の音声・テキスト翻訳、11言語のテキスト翻訳に対応し、クラウド上の最新エンジンとAIによる高精度な翻訳を実現しています。

Wi-Fi環境がない場合でも、世界130以上の国と地域でモバイル通信機能が使用できます。「契約不要、通信料なし(2年間)」で、購入後すぐに利用可能です。

2017年12月の発売以来、「ポケトーク」シリーズの累計出荷台数は、2022年12月時点で100万台を突破しています。

「ポケトーク」管理コンソール「Ventana(ベンタナ)」とは?



「Ventana」は、導入した「ポケトーク」を一元管理できるコンソールツールです。翻訳内容や利用状況の分析をリアルタイムに行うことができ、通信SIMの期限延長管理や紛失時対応、使用言語・使用頻度・会話内容の確認などが可能です。主に法人や行政機関での多言語対応ニーズの把握や分析、情報管理に活用されています。

ポケトーク株式会社は、今後も教育現場だけでなく、あらゆる市場においてビジネスを拡大していくとしています。


画像1

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。