医療現場を支える革新:Wonder Drill株式会社の挑戦
医療界における課題解決に取り組む企業、Wonder Drill株式会社が提案する新たなビジョンが注目を浴びています。代表取締役であり現役救急医の平山傑氏が開発した医療AI記録支援ツール「コエレク」は、医療従事者のための待望のソリューションです。彼は、「すべての医療従事者に、1日2時間を返す」という理念のもと、コエレクの普及を目指し全国の医療機関と連携を図っています。
課題を抱える医療従事者
医療機関では常に患者の受け入れが続き、救急外来では特にその速度が求められます。平山氏は、医師としての経験を通じて、診療記録作成にかかる時間が患者への対応に影響を及ぼすことを身をもって知っています。1人の患者に対する記録には約20分を要し、その間にも待機する他の患者がいるのが現実です。このような状況が続けば続くほど、医師は記録作成に追われ、本来の医療に対する情熱を削がれてしまいます。
「この時間を取り戻すことができれば、より多くの患者を救えるのに」という思いから、平山氏はコエレクの開発に着手しました。
コエレクの機能とメリット
コエレクは、医療現場に特化したAIを活用した記録支援ツールです。使用者がスマートフォン上で生成した記録をQRコードに変換し、読み取ることで既存の電子カルテに直接転送できる仕組みには、多くの利点があります。院内ネットワークを改修する必要もなく、導入がスムーズです。
このツールは医師の記録に留まらず、看護記録やコメディカルの記録にも対応しています。全国で既に10以上の医療機関に導入されており、記録時間の最大76%削減を実現している施設もあります。
変わる医療の風景
Wonder Drillの目指す未来では、医療現場の多くの職種が本来の業務に戻ることが期待されています。例えば、医師は30分の記録時間を患者との対話に充てられ、看護師は書類に追われることなく患者の回復を見守ることができるようになるのです。これにより、地方の小さなクリニックや人手不足の救急病院でも医療従事者がより集中できる環境が整います。
医療従事者が時間を持つことは、患者の命を救う時間が増えることを意味します。このような環境が整い、どこにいても同じ質の医療が受けられる社会を実現するために、Wonder Drillは今後も積極的にコエレクの普及に努めていきます。
今後の展望
さらに、Wonder Drillは「時間を創る」アプリの開発にも力を入れています。手書きメモをテキスト化する機能や、多言語に対応する機能が計画されており、国際的な医療環境の強化も視野に入れています。院内完結型のAIも年内にリリース予定で、セキュリティを考慮した新たな取り組みも進行中です。
会社情報
Wonder Drill株式会社は、北海道札幌市に本社を置き、医療AI記録支援ツール「コエレク」の提供を中心に、クリニック向けのAI支援ツールや医療DXコンサルタント業務を展開しています。ウェブサイト(
Wonder Drill公式サイト)からの問い合わせも受付中です。貴重な時間を創出し、医療の質を向上させる未来を共に築いていくことを目指しています。