ゴジラがダムをキャンバスに!佐賀で実現した驚愕のダムアート
佐賀県を舞台に、世界最大手の清掃機器メーカー・ケルヒャーが手がける壮大なプロジェクトが進行中だ。その名も『ゴジラ in 佐賀 ダムアートプロジェクト Powered by ケルヒャー』。岩屋川内ダムの完成50周年を記念し、高圧洗浄機を使ってダムの汚れを落とすことで、ゴジラのアートを描くという、これまでにない試みである。
11月15日には、プロジェクトの制作披露会が開催され、フリーアナウンサー・俳優の宇垣美里さんがゲストとして登場。宇垣さんは、実は全国各地のダムを訪れ、ダムカードを集めるほどのダム愛好家だという意外な一面を明かした。
ダム愛好家・宇垣美里さんが語るダムの魅力
宇垣さんは、高圧洗浄機を使ったダム洗浄を体験。「家庭用とは全く違う威力で、ダム本来の色がよみがえったことに驚きました」と感想を語った。トークセッションでは、「人工的に作られた巨大な建造物が好きで、ダムにもその魅力を感じます」と、ダムへの熱い想いを語った。
ケルヒャーの技術と佐賀県の想いが融合したプロジェクト
ケルヒャー ジャパン代表取締役社長の大前勝己氏、佐賀県関係者からは、このプロジェクトへの想いが語られた。大前氏は「世界各国で実施しているクリーニングプロジェクトを、日本でも実現できて光栄です」とコメント。佐賀県側は、50周年を迎える岩屋川内ダムを、これまでにない形で活性化したいという思いから、このプロジェクトに期待を寄せている。
世界的チームが手掛ける繊細な作業
ドイツ本社から派遣されたケルヒャーの特別チームは、高圧洗浄機による繊細な作業を披露。チームリーダーのニック・へイデン氏は、「世界的に有名なキャラクターをダムアートで描くのは初めて。2400ものマーキングポイントを用いて、ゴジラの細部まで忠実に再現することにこだわりました」と語った。
ゴジラとダム、そして佐賀県の魅力が融合
このプロジェクトは、「サガプライズ!」という佐賀県情報発信プロジェクトの一環。ゴジラの70周年と、佐賀県の形がゴジラに似ていることから、「ゴジラ対(つい)サガ」と題し、ゴジラを「佐賀県かたち観光大使」に任命している。
今回のダムアートは、単なるアート作品ではなく、佐賀県の新たな観光資源となることが期待されている。ゴジラファン、ダム愛好家はもちろん、多くの人が訪れることで、佐賀県の魅力を再発見するきっかけとなるだろう。
まとめ:圧巻のスケールと、人々の想いが一つになったプロジェクト
高圧洗浄機という斬新な手法で描かれるゴジラ、宇垣美里さんのダム愛、そして佐賀県とケルヒャーの熱い想いが一つになったこのプロジェクト。その完成が待ち遠しい。
イベント概要
日時: 2024年11月15日(金) 13:00~14:00
場所: 岩屋川内ダム (佐賀県嬉野市嬉野町大字岩屋川内)
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参加者: ケルヒャー ジャパン関係者、佐賀県関係者、宇垣美里さん
ケルヒャー ジャパンについて
ケルヒャーは、1935年創業の世界最大手の清掃機器メーカー。高圧洗浄機をはじめ、様々な清掃機器を製造・販売しており、世界約190カ国で愛用されている。自由の女神やキリスト像などの洗浄・再生にも携わっている。