「全優石想いを込めたお墓づくりコンテスト」開催のお知らせ
全国の石材店で構成される「一般社団法人 全国優良石材店の会」(全優石)が、5月31日を締切として第31回「全優石想いを込めたお墓づくりコンテスト」の作品を募集しています。このコンテストは、お墓の所有者やその家族を対象に、自分たちの想いを込めて建てられたお墓のエピソードと写真を公募しています。
様々なスタイルのお墓が増加中
近年、樹木葬などの多様な供養の形が登場していますが、それでも石のお墓には多くの人々がこだわりを持っています。従来の四角い石を使ったお墓に加え、故人の趣味や人生に寄り添ったオリジナルのデザインのお墓が増えてきています。
たとえば、「生前に建てたお墓だからこそ自由であるべき」という考えのもと、故人の好きな旅行や趣味を反映したお墓。或者は、子や孫へのメッセージを込めたお墓など、それぞれに独自のストーリーが存在します。これらは、ただの墓石ではなく、家族の歴史や想いが詰まった特別な場所となるのです。
コンテストの応募条件と方法
このコンテストに参加するためには、応募資格としてお墓の所有者またはそのご家族である必要があります。過去に建てられたお墓も対象です。
応募する際には、以下の情報を明記する必要があります:
- - 応募者の住所、氏名、年齢、電話番号
- - 墓地・霊園名
- - 建立石材店名
- - お墓のエピソードと画像(デジタル画像をCDに記録)
応募の受付先は、東京都品川区上大崎にある全優石コンテスト係(〒141-0021)で、問い合わせは03-5423-4014です。
賞品と審査基準
審査はお墓のデザインや形の他、お墓づくりに込められたエピソードの内容も重要なポイントとなります。賞に選ばれた方には、大賞1名には10万円、特別賞には3万円、入賞者には2万円の賞金が授与されます。
過去の受賞作品にみる独自の発想
過去の受賞作品には、ユニークなエピソードが多く見られます。2022年には、晴れた日を願う「てるてる坊主」のお墓が大賞を受賞しました。また、2023年には、古びた石灯籠をリメイクしたお墓が評価されました。2024年には、書を墓石にしたお墓が選ばれ、故人の芸術への想いが形になった作品が話題となっています。
まとめ
あなたの家族にとって特別な意味を持つお墓構築の物語を、ぜひこの機会に応募してみてください。心を込めたお墓づくりの参考として、また一緒に想いを共有する機会として、皆さまのご参加をお待ちしています。