鎌倉市フェアトレード認定!
2025-03-14 14:28:21

鎌倉市が国内7番目のフェアトレードタウンに新規認定!

鎌倉市がフェアトレードタウンに認定



神奈川県鎌倉市が、国内で7番目のフェアトレードタウンとして新たに認定されました。この認定は、一般社団法人日本フェアトレード・フォーラム(FTFJ)によって授与され、鎌倉市のフェアトレードに対する取り組みが評価された結果です。

フェアトレードタウンとは



フェアトレードタウンとは、地域全体がフェアトレードの理念を支持し、さまざまな活動を通じてそれを推進する地域のことです。行政、企業、市民団体が連携し、公正な取引を支援し、環境保護や開発途上国の生産者の支援に貢献することが求められます。イギリスのガースタングが世界で初めて認定を受け、その後、世界中で2,025の自治体がこの認定を受けています。

鎌倉エシカルラボの役割



鎌倉市では、2023年に設立された「鎌倉エシカルラボ」がフェアトレードタウンの推進を担当しています。市民が主体的に取り組む活動が多く、高い関心と理解が広がっています。推進組織が中心となり、地域イベントや啓発活動を通じて、フェアトレードへの理解が深まっています。

特に2024年には市議会が採択した「フェアトレードの取組を広げる決議」があり、地域イベントやフェアトレード産品の販売を通じて、地域の活性化に寄与しています。市民活動は行政によってもサポートされ、より良い社会の実現を目指しています。

鎌倉市の市民と行政の連携



鎌倉市長の松尾崇氏は、「この認定を得られたことを大変嬉しく思います。鎌倉市民がともに持続可能な社会を実現するために、有機的に連携して活動を行ってきた成果です」と述べています。この認定はもちろん目標の一つではありますが、今後の取り組みがさらなる発展へつながることを強調しました。

市民、企業、行政とともにフェアトレード、エシカル消費の普及に努め、鎌倉市がその理念を発信することを目指しています。さらに、地域内外への広がりを期待する声が寄せられています。

さまざまな主体による活動



鎌倉エシカルラボの共同代表である末吉里花氏は、「多様な市民活動が展開される鎌倉だからこそ、様々な主体と連携し地域活性化に貢献したい」と語ります。一方、他の共同代表である稲葉哲治氏や平野祥子氏も、フェアトレードタウンとしての認定を感謝し、大きな責任を感じていると述べています。
これからの活動が広がり、多くの市民がフェアトレードに参加することで、持続可能な地域社会が実現されることでしょう。

結論



鎌倉市がフェアトレードタウンとして認定されたことは、地域経済の構築や国際的な公正な取引の推進において大きな意味を持ちます。市民が主体的に動くことの重要性を感じる機会となるでしょう。この認定をきっかけに、鎌倉市がより多くの市民と共に成長し、フェアトレードの理念を広めることを期待します。


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会社情報

会社名
一般社団法人日本フェアトレード・フォーラム
住所
東京都渋谷区神宮前4丁目26-28-2F
電話番号

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