ウェビナー開催の背景
近年、企業における文書の電子化が進み、特に製造業では業務効率化やテレワークの普及に伴い、紙文書から電子文書への移行が加速しています。しかし、この流れとともに「原本性」や「真正性」といった観点から新たなリスクも浮上しています。
原本性・真正性の重要性
業務上の重要な文書、例えば技術文書や試験記録、設計図面などにおいては、「誰が・いつ作成したか、またその後改ざんがないこと」が証明されなければなりません。ファイルサーバーや電子管理システムだけでこれらの要求を満たすことができない場合も多く、品質不正や知的財産(知財)関連のトラブルが発生する可能性が高まります。
企業リスクの増加
原本性や真正性が不明確なままでは、知的財産の訴訟や品質検査記録の不正・改ざんが疑われた際に企業が自身の正当性を主張できないリスクが生じます。特に、係争や訴訟の場面で証拠としての信憑性を保持するためには、文書の作成履歴を確実に示す必要があります。一般的なファイル保存システムのログデータだけでは、これらの情報を完全に排除することは困難だからです。
必要な対策
このような背景を踏まえ、企業では電子文書そのものの原本性や真正性を確保する手法が急務となっています。これにより確実な証拠力を電子文書に付与することが求められています。
ウェビナーの内容
本ウェビナーでは、品質不正や知財係争に備えた電子文書の原本性の確保方法を詳細に解説します。具体的には、電子署名や認定タイムスタンプを用いて「誰が・いつ作成したか」と「その後改ざんがないこと」を第三者的に証明する手段をお伝えし、どのようにして文書に確かな証拠力を持たせることができるのかについて、理論だけでなく具体例を交えて分かりやすく紹介します。
主催・共催について
このセミナーは、三菱電機デジタルイノベーション株式会社が主催し、株式会社オープンソース活用研究所とマジセミ株式会社が共催しています。マジセミでは、参加者の皆様が実際に業務に役立てることができる情報を提供することを絶えず心がけています。
参加申込
詳細や参加申し込みについては、以下のリンクをご覧ください。参加者の皆様には、過去のセミナー資料や他の募集中のセミナー情報もご確認いただけます。
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私たちマジセミ株式会社は、今後も「参加者の役に立つ」ウェビナーを開催してまいりますので、ぜひご期待ください。