野村アセットマネジメントの「NEXT FUNDS」、30周年を祝う
2023年、野村アセットマネジメント株式会社は国内初のETFシリーズ「NEXT FUNDS」の30周年を迎えました。このETFは1995年5月29日に上場され、日本の証券市場において重要な役割を果たしてきました。シリーズとしては72本のETFを展開し、現在、純資産総額は37.8兆円に達しています。
ETFの成長と進化
「NEXT FUNDS」は、時代の変遷に応じてその役割を変えながら急成長してきました。30年間で東京証券取引所には332銘柄が上場し、純資産総額も87.7兆円にまで拡大しました。当社はこの節目を機に、新たなスローガン「ETFで、次へいこう。」を制定し、投資家の資産形成をサポートする姿勢を明確に示しました。
初の「NEXT FUNDS日経300株価指数連動型上場投信」が登場した1995年から、野村アセットマネジメントは金融界でのリーダーシップを発揮してきました。2001年には、国内最大の資産規模を誇る「NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信」を、さらに2012年には、最も多く売買される「NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信」を市場に導入しました。これにより、多くの投資家がその魅力を知ることとなりました。
教育と情報提供の重要性
当社は、ETFの認知度を高めるために様々な取り組みを行っています。具体的には、ETFに関する総合解説書「ETF大全」の発刊や、専用サイトでの情報提供を行うなど、投資家にとって貴重なリソースを提供しています。今後も積極的にETF普及に向けた活動を強化していく予定です。
ETFを支える体制
野村アセットマネジメントは、ETFに投資する際のリスクやコストについても透明性を持って説明しています。投資元本が保証されないリスクや、売買手数料、信託報酬といった費用についても、詳細に開示しつつ、投資家に対して慎重な判断を促しています。
まとめ
「NEXT FUNDS」の30周年は、日本のETF市場における野村アセットマネジメントの実績を顕彰するものであり、今後もさらなる進化を目指しています。新たなスローガン「ETFで、次へいこう。」とともに、投資家の信頼を得るべく、今後も活動を続けていく姿勢を示しています。これからの30年も、投資家に寄り添うパートナーであり続けることを目指します。