Z世代が変えるスイーツ市場
東京都港区に位置する戸板女子短期大学では、女子大学生たちがZ世代の特性を生かし「ナッツ×クラフトジェラート」の新しいスイーツを開発しています。本プロジェクトは、学生たちが自らのアイデアを形にする過程を通じて、実践的なビジネス体験を蓄積することを目的としています。
地域産業との連携
本プロジェクトは、ナッツとドライフルーツを専門とするブランド「K-nuts(金鶴食品製菓)」と、全国的に評価されている「ハスキージェラート(ロストアンドファウンド)」との連携によって実現しています。この2つの企業とのコラボレーションにより、学生たちはスイーツづくりの現場に直結した貴重な経験を積むことができました。
学生が主役のビジネス体験
特筆すべきは、学生たちがただ学ぶのではなく、実際に売るための商品を開発するリアルなビジネス体験に挑戦している点です。彼女たちはナッツの特性を最大限に生かし、新しい食感や香り、見た目の美しさを考慮した商品づくりに取り組んでいます。また、プレゼンテーションや販売戦略、SNSでの広報も彼女たちが手掛けています。こうしたスキルは、消費者視点を反映したリアルなフィードバックを企業に提供します。
時代を先取りする商品開発
このプロジェクトの中心には、マーケティングやデザイン、栄養学を学ぶ女子学生たちがいます。彼女たちは
- - ナッツ×ジェラートの食材研究
- - フレーバーの開発と試作
- - SNS映えを意識したストーリー構築
- - パッケージデザイン
- - 店舗での販売実習
という一連のプロセスを経て、ただのアイデアから実際の商品へと昇華させることに成功しました。特に、SNSで拡散したくなるような世界観の構築は、企業にとって新たな販促のヒントとなるでしょう。
プロとの連携による実践的な教育
コンサルタントの伊藤道彦氏が教育監修に加わり、学生たちにプロからのフィードバックを与えています。彼の現場経験は、学生たちのアイデアに経済的な強度を与え、ただの思いつきを「売れるかもしれない」プランへと進化させる手助けをしています。
このようなプロと学生の対話を通じて、教育の枠を越えた実践的なスキルが培われています。現実のマーケットで求められる知識や発想力が学生たちの中にしっかり根付いているのです。
新しい形の商品の誕生
ナッツ専門ブランド「K-nuts」が提供する高品質なナッツとドライフルーツを基に、クラフトジェラートの名店「ハスキージェラート」の技術で、学生たち自ら手掛けた4種類のフレーバーが誕生しています。これらのジェラートは、満足感があり健康にも配慮され、視覚的な楽しさも兼ね備えています。「推し色」で選ぶことができ、見た目も華やかで、どれも物語性に溢れた商品となり、楽しい食体験を提供します。
商品情報と販売計画
「短大生が考案!!夢が詰まったアイスクリーム」、全4種が2025年7月18日より
K-nuts八潮店および
K-nuts南流山店で発売されます。これにより、実際の店舗での販売実績を通じて、学生たちが学んだことと生かされたスキルを確認することができるでしょう。
まとめ
戸板女子短期大学のTOITA PBLプロジェクトは、教育とビジネスの境界を越えた革新のモデルケースです。企業側もZ世代の生の声を取り入れることで、より求められる商品作りに活かすことができ、多くの企業がこの取り組みに注目しています。Z世代の女子学生たちのアイデアから生まれた新しいスイーツが、今後の市場にどう影響を与えるのか楽しみです。
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