株式会社Jizokuが一橋大学から発表されたベンチャーの称号を授与されました。この認定は、農業分野におけるカーボンクレジット創出事業を展開する同社にとって大きなステップアップです。2024年1月17日、国立キャンパスにおいて行われた授与式では、代表取締役社長の片岡慶一郎氏が中野学長から直接称号を受けました。この瞬間、Jizokuは一橋大学発のベンチャー第一号となり、その使命感を新たな形で発揮することが期待されています。
片岡社長は、この栄誉に対し大変光栄であることを表明し、就任時から掲げているミッション「誰もがおいしいご飯を食べ続けられる世界を作る。」を今後も実現していく考えを示しました。この目標を達成するための重要な手段として、カーボンクレジット制度を活用することの意義を強調しました。
カーボンクレジットは、環境に配慮した事業活動を評価し、持続可能な経済を実現するための重要な制度です。同社は、農業分野でのカーボンクレジット創出を通じて、地方の農村活性化や新たなビジネスチャンスの獲得を目指しています。炭素税や排出権取引制度(ETS)と連携することで、企業としての競争力を高め、気候変動問題への対応を図ろうとしています。
しかし、カーボンクレジット制度には依然解決すべき課題も多く、新たな業界の風を巻き起こすための挑戦が求められています。片岡社長は、これまで支えてくださった農家の皆様や教育機関、企業に感謝の意を表し、引き続き多くの協力を受けながら成長を目指すと述べました。
新たに一橋大学との関わりが深まる中で、Jizokuは研究と実践を融合させ、より良い未来に向けた持続可能な取り組みを進めていくことでしょう。これからの活動に対する期待が高まる中、株式会社Jizokuの歩みは多くの人々に影響を与えることになると確信しています。もちろん、公共や民間の支援も不可欠ですが、それ以上に社内外の協力体制を築くことが、成功への道筋となるでしょう。同社のHP(https://jizoku-inc.com/)からも最新の情報を確認できるので、ぜひ注目してみてください。