インディーズ映画の新たな未来を切り拓く、『DOKUSO映画館』の挑戦
映画業界は新型コロナウイルスの影響で困難を極めています。その中で注目すべき取り組みが、インディーズ映画に特化した配信サービス『DOKUSO映画館』の新しい決定です。2020年4月から、売上の100%をクリエイターに還元すると発表しました。この制度は、映画製作者や創作者を支えるための大きな一歩とされています。
売上100%還元の背景
『DOKUSO映画館』ではこれまで、全体売上の35%を視聴時間に応じてクリエイターに分配していました。しかし、コロナウイルスによる映画館の休館や、撮影の中止が続く中、クリエイターたちの生活は厳しくなっています。この状況を受けて、クリエイターの制作環境を支え、映画の未来を守るために、全体売上の100%を還元するという決断がなされました。
映画を救うという使命感
『DOKUSO映画館』の代表取締役社長、玉井雄大氏は、「私たちが映画を救う番だ」という思いを強調しています。この言葉には、映画によって人生が変わった人々の想いが込められています。コロナ禍で映画館やクリエイターが危機に瀕する中、玉井氏は、映画を愛するすべての人々に協力を呼びかけています。
【玉井代表取締役社長のメッセージ】
>「映画を上映することも、撮影することもできない状況に直面し、このままでは多くのクリエイターや映画館が消えてしまうのではないかと危惧しています。私たちだけでは限界がありますが、皆さんの力を借りることで、映画の未来を切り拓いていきたい。」
『DOKUSO映画館』とは何か
『DOKUSO映画館』は、月額980円(税込)でインディーズ映画を観放題できる日本最大級のインディーズ映画配信サイトです。ここでは、感動的な名作や隠れた名作を発掘し、映画を愛する観客に届けることを目指しています。また、クリエイターに正当な対価を支払い、良質な映画製作を次世代につなげる役割も担っています。
今後への期待
現在、日本の多くの単館映画館が閉館の危機に直面しています。しかし、映画『カメラを止めるな!』の成功以来、インディーズ映画への関心は高まっており、再びその息を吹き返そうとしています。『DOKUSO映画館』は、インディーズ映画に対する熱の再燃を受けて、更なるサービスの充実を図る予定です。
最後に
『DOKUSO映画館』の取り組みは、ただの売上還元にとどまらず、映画界全体を見据えた大きなアクションです。私たち一人一人が、映画を愛する者として、その未来を考え、支援を続けることが求められています。最新情報は公式サイトやTwitterを通じて常に発信されていますので、ぜひチェックしてみてください。
公式サイト:
DOKUSO映画館
公式Twitter:
@DOKUSO_eigakan