長瀬産業と三菱UFJ
2024-10-28 13:57:34

長瀬産業、三菱UFJ銀行との協力でサステナビリティ推進

長瀬産業、三菱UFJ銀行との協力でサステナビリティ推進



2024年10月28日、長瀬産業株式会社は株式会社三菱UFJ銀行と共に「サステナビリティ・リンク・ローン」に関する契約を締結しました。この取り組みは、サプライチェーン全体のサステナビリティを促進し、企業の環境への責任を果たすことを目的としています。

成長を見据えた中期計画


長瀬産業は中期経営計画「ACE 2.0」を策定し、基盤の強化や新たなビジネスモデルの構築に注力しています。「基盤」「注力」「育成」「改善」の4つの領域に分け、事業の多角化と発展を目指しています。今回の契約はその一環であり、サステナビリティを重要なテーマとして位置づけています。

サステナビリティ・リンク・ローンの概要


このサステナビリティ・リンク・ローンは、環境活動に基づく条件を取り入れています。利率は、長瀬産業が設定したサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(SPT)に達成したかどうかによって変動します。

長瀬産業の具体的な目標は、2030年度までに温室効果ガスの排出量を2020年度比で12.3%削減すること、また、サプライヤーから受け取る実測値を基にGHG排出量を算定・開示することです。これにより、サプライチェーンのGHG排出量を可視化し、削減に向けた努力を強化します。

サステナブル・ファイナンス・フレームワーク


長瀬産業は、三菱UFJ銀行と共に「サステナブル・ファイナンス・フレームワーク」を策定しました。このフレームワークは2023年3月、環境省からの募集においてグリーンファイナンスモデル事例として採択され、サステナビリティ・リンク・ローン原則への適合が確認されています。今回の契約はこのフレームワークを利用して資金調達した初の事例となります。

GHG排出量の可視化


長瀬産業は、サプライチェーン全体での温室効果ガス排出量削減に取り組んでいます。この中で、株式会社ゼロボードとの連携を強化し、GHG排出量の算定と可視化を行っています。サプライチェーンの課題を共有し、持続可能な経済活動に貢献することを目指しています。

未来への展望


三菱UFJ銀行は、「MUFG Way」を通じて持続可能な社会の実現に貢献することを企業の使命としています。長瀬産業との協業を通じて、環境問題だけでなく、社会全般に寄与する取り組みをさらに進めていくことが期待されています。

このように、長瀬産業と三菱UFJ銀行の連携は、サプライチェーン全体のサステナビリティ推進において画期的なステップを踏み出しました。今後の進展に注目が集まります。

会社情報

会社名
長瀬産業
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