医療の未来を担う若者を育む病院体験ツアー開催
近森会グループが主催する「第10回病院体験ツアー」が、近森病院で7月31日(木)と8月1日(金)に開催されます。このイベントは、主に中高生を対象に医療現場を体験する貴重な機会を提供することを目的としています。これまでの開催では、心臓カテーテル検査や腹腔鏡手術といったハンズオン体験が人気を集めており、今回も各部署が特色ある体験を用意しています。
参加者は、医師や看護師、救急救命士、薬剤師など、興味のある医療職のユニフォームを着て病棟を見学し、各職種の実際の業務を体験します。これにより、将来の医療職に対する視野を広げ、地域の医療に対する理解を深めることが期待されます。
この取り組みは、単なる職業体験に留まらず、地元で働く医療人のリアルな姿を若者に伝え、医療人材の育成を通じて地域の未来を守る礎となることを目指しています。2013年にスタートしたこのイベントは、コロナ禍での開催休止を経て、参加者の中から医師や看護師、薬剤師として当院に入職したスタッフもいます。
また、病院体験ツアーのほかにも、高校生を対象とした「ふれあい看護体験」(開催日:8月1日、8月8日)や、中高生以上及びその保護者を対象とした「近森リハビリテーション病院オープンホスピタル」(開催日:8月3日)なども同時期に行われます。これにより、近森会グループ全体で未来の医療職の人材育成に力を入れています。
この機会にぜひ、近森会グループの活動を取り上げていただければと思います。若い世代が医療の世界に興味を持つきっかけになることを願っています。参加した学生が未来を描く大きな一歩となることを心から期待しています。
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