日本の外国人医療サービス
2024-12-20 11:21:39

日本の宿泊施設で外国人向け医療サービスが始まる!新オンライン診療「HOTEL de DOCTOR 24」

日本の宿泊施設で外国人向け医療サービスが始まる!新オンライン診療「HOTEL de DOCTOR 24」



エムスリーキャリア株式会社は、外国人宿泊客向けのオンライン診療サービス「Hotel de DOCTOR 24」を開始しました。このサービスは、医療人材ビジネスを展開するエムスリーグループの強みを活かし、12月からテスト運用がスタートしています。

増加する外国人観光客と医療ニーズ



現在、日本に訪れる外国人観光客の数が過去最多を記録し、今後も増加が予想されています。観光庁の調査によれば、旅行中に体調を崩す外国人観光客は毎月12万人に上るとのことです。その60%は風邪の症状を訴えており、宿泊施設に滞在中に病気にかかるケースが増加している状況です。

特に、外国人の旅行者が急に体調を崩した際、どう対応すれば良いのか分からないことが多いです。このような状況に対処するために、「HOTEL de DOCTOR 24」は、多言語での診療サービスを提供し、外国人観光客が安心して滞在できる環境を整えました。

サービスの特徴



このオンライン診療サービスの最大の特徴は、22言語に対応した医療通訳サービスが付いていることです。宿泊客は、自分の言語で医師と直接コミュニケーションをとることができ、診療は宿泊施設の部屋から24時間受けることが可能です。

また、処方される薬は宿泊施設の近くの薬局で受け取れるため、体調が優れない中でもスムーズに対応できる体制が整っています。サービスの導入に際しては、宿泊施設側に特別な手数料や煩雑な手続きは発生せず、提供者や顧客にとって負担の少ない仕組みとなっています。

提携施設の役割



「HOTEL de DOCTOR 24」では、提携となる宿泊施設が、体調不良者がいる場合にこのサービスを紹介する役割を果たします。現在、いくつかの宿泊施設でテスト運用が進められており、正式なサービス開始は2025年2月を予定しています。この点において、宿泊施設は医療に関する負担が軽減され、安心して観光客を受け入れることができるようになります。

医療サービスの背景



日本政府観光局が発表したデータによると、訪日外国人観光客数が2024年には3,500万人に達する見込みです。今後、観光業が回復するなかで、宿泊施設と医療機関の連携がますます重要になってきます。観光庁の調査では、外国人観光客の体調不良に対応する経験があるホテルが50%を超えており、多くの宿泊施設が医療対応に苦慮している実情があります。

このような背景を受け、「HOTEL de DOCTOR 24」は、観光業界の医療課題を解決するための新しい試みとして期待されています。医療機関と宿泊施設の連携が強化されることで、安心して旅行を楽しむための環境が整備されることを願っています。

会社情報


エムスリーキャリア株式会社は、2009年に設立され、医療人材ビジネスを推進している企業です。今後も、外国人宿泊客に対する様々なサポートを提供するためのサービスを展開していく予定です。サービスの詳細や予約については、公式ウェブサイト(エムスリーキャリア公式サイト)をご覧ください。

このような新しい動きが進む中で、日本の観光業界がいかに進化していくのか、今後も注目していきたいと思います。


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会社情報

会社名
エムスリーキャリア株式会社
住所
東京都港区虎ノ門4-1-28虎ノ門タワーズオフィス
電話番号

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