シェフラーの新技術
2026-06-04 11:50:28

シェフラーの電動モーター修理ツールが持続可能性賞を受賞

シェフラーが「E-Axle Repair Tool」で持続可能性賞を受賞



2026年4月23日、ドイツのヘルツォーゲンアウラッハに本社を構えるシェフラーは、電動モーター修理ツール「E-Axle Repair Tool」により、自動車部門のサステナビリティ賞を受賞しました。この賞は、ATZ/MTZグループとアーサー・ディー・リトルが共催した「サステナビリティ・アワード・イン・オートモーティブ2026」の中で、環境に配慮した取り組みを評価されてのものです。授賞式は、2026年5月19日にフランクフルト・アム・マインで開催される国際MTシンポジウムの一部として行われます。

シェフラーの新技術「E-Axle Repair Tool」は、電動モーターの交換ではなく、修理を可能とする画期的なツールです。この技術は、持続可能性、コスト効率、技術的精度を見事に組み合わせており、整備工場や車両オーナーに新たな選択肢を提供します。シェフラーのCEO、クラウス・ローゼンフェルト氏は、この賞が気候に優しい製品への取り組みが評価されたものだと語り、特にサーキュラーエコノミーの推進を行うビークル・ライフタイム・ソリューションズのチームに感謝の意を示しました。

「E-Axle Repair Tool」は、多彩な電動モーターに対応する能力を備えており、分解・組立の際に部品への負担を最小限に抑えます。高精度な機械構造により、密着したシールを傷めることなく外したり、デリケートな部品に影響を与えずにベアリングを圧入することができるのです。最大10,000ニュートンの圧力で、多くの修理工程にも対応できることが、このツールの強みとなっています。これにより、Eモビリティは持続可能で経済的、かつ修理しやすい方向へと進化しています。

このツールの利点は、電動モーターを修理することによって資源を節約でき、大量生産品を交換することに比べてカーボンフットプリントを大幅に削減できる点です。この革新は、気候保護や循環型経済への具体的な貢献にもつながります。

ビークル・ライフタイム・ソリューションズのCEO、イェンス・シュラー氏は、「サステナビリティは今や付加価値ではなく、未来志向のビジネスモデルに不可欠な要素です。『E-Axle Repair Tool』は、技術革新と測定可能な環境メリット、経済的価値を結び付けた製品であり、Eモビリティにおける修理可能性と持続可能性をさらに強化します。」と述べています。

「E-Axle Repair Tool」は、循環性と経済性を両立させる修理中心のアフターマーケットビジネスを支えることで、新たなビジネスチャンスを創出します。整備工場はこのツールを活用し、電動モーターの修理に特化することで、車両オーナーには全交換に代わるよりコスト効率の高い選択肢を提供することができるのです。

国連の持続可能な開発目標(SDGs)を実現に向けた具体的な取り組みとして、シェフラーは「SDGs 8:働きがいも経済成長も」、「SDGs 9:産業と技術革新の基盤をつくろう」、「SDGs 12:つくる責任つかう責任」や「SDGs 13:気候変動に具体的な対策を」に貢献しています。これらの目標に重なる形で、シェフラーは技術革新と環境意識を両立させる姿勢を示しているのです。

シェフラーグループは、80年を超える歴史を持ち、革新的なモーションテクノロジーの分野でのリーダーとして知られています。持続可能なモビリティの実現に向けて、新たな挑戦を続けるシェフラーの動向に注目です。


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