リノのスイーツ挑戦
2022-04-01 13:00:06

株式会社リノが拓く地方の美味しさ、新たなスイーツの挑戦

地方の美味しさを全国に広める株式会社リノの挑戦



地方に眠っている美味しいお菓子やスイーツは多く存在しますが、その中には全国的に知られていないものもたくさんあります。株式会社リノは、こうしたローカルな美味しさを全国レベルで広めるための跡を歩いています。彼らの理念は「その美味しさ、未来へ繋ぎます」というもので、地方メーカーと消費者を繋ぐ架け橋になろうとしています。

地方のお菓子が抱える現実



多くの地方メーカーは、リソースや販路の開拓に難しさを抱えています。生産量が限られるため、多くの人に届けることができずにいます。これにより、隠れた名品が消費者の目に触れることなく、地方でひっそりと存続している現状があります。しかし、株式会社リノはこの状況を打破し、これらの美味しいお菓子を全国に届けたいと考えています。

彼らは、単なる卸売や小売にとどまらず、自社工場を持ち、独自の製法で新たなお菓子の創造にも力を注いでいます。その一例が、クロワッサンの層を生かした「ミニクロラスクSOU」です。このユニークなお菓子は、消費者に新たな味わいを提供するとともに、業界でも注目を浴びています。

新たな価値創造を目指して



また、ミニクロラスクSOUの製法を利用し、大手コーヒーチェーン店とコラボした「チョコクロラスク」の開発にも取り組んでいます。企画力と提案力でお取引先や消費者の要望に応え、続々と新しい価値を生み出しています。

フードリノベーションの成功例



株式会社リノの最新プロジェクトのひとつに、岡山県矢掛町で人気だった洋菓子店「ローザンヌ」の「はちみつロールケーキ」の復刻があります。ローザンヌは40年の歴史を持つ洋菓子店でしたが、後継者不足により店を閉じることになりました。特に「はちみつロールケーキ」は一世を風靡した名作でしたが、その味が消えてしまうことに非常に残念さを感じた株式会社リノは、元オーナーと協力し、再開発に力を入れました。

その結果、かつての味を再現した「はちみつロールケーキ」が再び世に出ることになったのです。元オーナーは現在も、株式会社リノの技術顧問として受け継いだ技術を次世代に伝え、新商品開発にも貢献しています。これにより、ただお菓子を復刻するだけでなく、職人の技術や想いを未来に繋げる試みが行われています。

株式会社リノの夢



株式会社リノの夢は、ただ人気の商品を受け継ぐのではなく、地方の隠れた名品やその背後にある想いや技術を未来に伝えていくことです。この「つなぐ」から「うみだす」という理念のもと、今後も地方の美味しいお菓子を全国に届ける活動を続けていきます。彼らの挑戦は、地域の美味しさを新たな形で発信する一助となることでしょう。

結びに



「April Dream」というプロジェクトを通じて、株式会社リノは自らの夢を実現するために邁進しています。地方の魅力を再発見し、全国の人々に届けるという使命を果たすために、彼らの挑戦から目が離せません。

会社情報

会社名
株式会社リノ
住所
岡山県岡山市北区辰巳20-113
電話番号
086-259-1528

トピックス(グルメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。