『あえのがたり』重版決定
2025-03-01 08:17:14

『あえのがたり』が異例の重版決定! 全国の応援が広がる物語の魅力とは

2025年1月22日に発売された小説『あえのがたり』が、発売からわずか1ヵ月で、なんと異例の3刷目を迎えました。この本は、能登半島の復興支援を目的としたチャリティ企画として出版され、多くの著名な作家が寄稿しています。呼びかけ人には今村翔吾、小川哲、加藤シゲアキをはじめ、朝井リョウや麻布競馬場、荒木あかね、今村昌弘、佐藤究、蝉谷めぐ実、柚木麻子といった実力派作家が名を連ねています。

この「同世代」の作家たちがそれぞれの思いを紡ぎ出したアンソロジーは、全国的に広まりつつあります。彼らの「おもてなし」の心が読者や書店に伝わり、この売り上げが復興支援へと繋がることが期待されています。

3刷にあたっては、新たに宣伝物が制作され、全国の書店に展開される予定です。特に注目すべきは、石川県が提供した特別ロゴ「#能登のために読んで応援、ありがとう石川県」を使用したポップです。書店や読者に対して支援を続けていくよう呼びかけています。

さらに加藤シゲアキの最新作『ミアキス・シンフォニー』とのコラボもスタート。3月31日までに紀伊國屋書店で対象書籍を購入した方には、特別なレシートがプレゼントされるとのこと。このレシートには加藤シゲアキの描き下ろしイラストとサインがプリントされ、絵柄も2種類用意されています。この特典は、2作品同時購入の場合は1つのレシートに2種類のイラストが記載されるという嬉しい工夫がされています。詳細は紀伊國屋書店の公式サイトにて確認できます。

そして、『あえのがたり』のドキュメンタリーもYouTubeで配信中。全8話の中には、加藤シゲアキが「輪島塗」にインスパイアされた作品を制作する様子が追われた第7話も含まれています。このアートについては、小川哲が共同で参加しており、彼らの思いを詰め込んだ一作となっています。また、第8話では一部作家のインタビューも配信予定とのことで、今後の展開にも期待が高まります。

最終的には、参加した作家たちの印税と講談社の売上の一部が、能登半島の復興支援に寄付されることが決まっています。具体的な寄付金額は発売から約半年後に公表される予定です。

『あえのがたり』は四六判ワイド上製で、224ページにわたる物語の宝庫です。定価2200円(税込)で、ISBNは978-4-06-537876-2。これだけの才能ある作家たちが参加したこの書籍は、読み手にとっても共感と感動を提供することでしょう。読者からの支持がますます広がる中、復興支援の輪も大きく育っていくことを願っています。ぜひ、この特別な一冊を手に取って、その魅力を味わってください。


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