原子力研究開発・基盤・人材作業部会(第25回)議事録
概要
令和7年7月9日、原子力科学技術委員会の第25回作業部会が対面とオンラインのハイブリッド形式で開催されました。この会議は、原子力の研究開発及び基盤整備、人材育成についての最新動向と今後の展望を話し合うことを目的としています。
1. 開催日と場所
1.
日時: 令和7年7月9日(水)15:00~17:00
2.
場所: 対面及びオンライン会議
2. 出席者
出席委員として、以下のメンバーが参加しました。
- - 黒崎主査
- - 村上委員
- - 秋山委員
- - 上田委員
- - 大塚委員
- - 尾崎委員
- - 小澤委員
- - 高木委員
- - 中島委員
- - 松浦委員
文部科学省からは清浦審議官や有林原子力課長なども出席しました。また、日本原子力研究開発機構から井上センター長がオブザーバーとして参加しました。
3. 議題
会議は3つの議題に分かれて進められました:
1. 第13期原子力研究開発・基盤・人材作業部会の進捗
これに関する説明の後、議論が行われ、人材育成の重要性が改めて強調されました。
2. 原子力人材育成に関する最近の動向と今後のあり方
有林課長から最新の動向に関する報告がありました。現状では、人材不足が顕著で、特に若手研究者の減少が懸念されています。原子力関連の学科の名称変更が影響しているとの見解が示され、教育方針の見直しが求められました。
3. その他
議論の中で、原子力に対する理解を深めるための施策や、他分野の学生を巻き込む意見も出ました。
4. 議論の要点
出席者からは以下のような意見が出されました:
- - 原子力の教育内容の見直しが必要であるとの意見が多く挙げられました。
- - 人材育成のプログラムは、技術者だけでなく、幅広い層を対象とする必要があるとの指摘がありました。
- - 特に女性や若者の参加を促し、原子力分野の魅力を伝える施策の強化が求められました。
5. 今後の展望
今後のために、産学官連携を強化し、原子力の人材育成を行う必要があることが確認されました。特に、大学や企業と連携し、教育の質を高めることが急務とされています。これを受け、次回会議も予定されています。
この報告は、原子力分野における人材育成を進め、将来の発展を支えるための重要な指針となることでしょう。各参加者の意見交換を通じて、原子力の新たな可能性を探る機会となりました。