高校就活DX化の成功事例
2024-01-11 19:50:45

70年続いた高校生の紙媒体就活を2年でDX化!全国850校導入の「Handy進路指導室」が教育現場を変える

70年続いた高校生の紙媒体就活を2年でDX化!全国850校導入の「Handy進路指導室」が教育現場を変える



日本の高校生の就職活動は、長年、紙媒体の求人票と手作業による情報収集が主流でした。しかし、近年増加する求人数とデジタルネイティブ世代のニーズに対応するため、教育現場の負担は増大。紙媒体では情報検索の障壁となり、企業側も学生からの反応を得にくいという課題がありました。

このような状況を背景に、2021年12月、ハンディ株式会社が「Handy進路指導室」を正式リリース。学校主導の就職活動・進路指導をITで支援するサービスです。全国の公立・私立高校の先生方の意見を反映し、ITリテラシーに関わらず簡単にDX化を実現できる点が特徴です。

Handy進路指導室:従来のシステムをITで強化



「Handy進路指導室」は、従来の学校紹介システムをベースに、IT技術を活用して効率化と利便性を高めています。主な特徴は以下の通りです。

学校負担ゼロ:導入費用、月額費用は無料。求人企業からの広告掲載料金で運営されています。
手軽な導入:専用サーバーやアプリのインストールは不要。企業から受け取った求人票をPDF化してアップロードするだけで利用可能です。
情報セキュリティ:生徒の個人情報や求人情報の二次利用は一切ありません。学校が利用者アカウントを発行するため、部外者のアクセスも防ぎます。
多様なデバイス対応:PC、スマホ、タブレットなど、様々なデバイスで利用できます。
* 企業メリット:求人企業は、スポンサーとして参加することで、求人情報に加え、写真や動画などのリッチな情報を配信できます。

導入効果と高い継続率:働き方改革とペーパレス化に貢献



「Handy進路指導室」は、導入校において大きな効果を生み出しています。195校の導入校を対象とした調査(2023年導入校)によると、求人票公開にかかる教員数は平均5.6名から2.8名(50%削減)、所要日数は5.7日から2.2日(60%削減)、印刷枚数は4120枚から580枚(85%削減)と、大幅な効率化を実現しています。この効果により、先生方の働き方改革やペーパレス化に大きく貢献し、継続利用意向率は93%に達しています。

全国850校への導入実績と高い評価



現在、全国850校以上で「Handy進路指導室」が導入されており、47都道府県に導入実績があります。2022年にはデジタル庁後援「日本DX大賞官民連携部門」を受賞し、大阪府教育委員会とも連携協定を締結するなど、高い評価を得ています。

青森県立むつ工業高等学校、福島県立郡山商業高等学校、栃木県立真岡北陵高等学校、愛知県立春日井泉高等学校、岐阜県立岐阜城北高等学校、香川県立琴平高等学校、山口県立宇部工業高等学校、福岡県立田川科学技術高等学校など、多くの学校から高い評価を得ています。導入校からは、業務効率化、生徒の利便性向上、保護者との情報共有の容易さなど、多くの声が寄せられています。

継続的な機能改善と今後の展望



ハンディ株式会社は、学校現場からのフィードバックを基に、継続的に機能改善を行っています。機械学習やAIを用いたOCR技術の向上、求人票フォーマット変更への対応など、常に最新技術を取り入れ、より使いやすいサービスを目指しています。

2024年度には、メールアドレス不要の生徒ユーザー登録や、求人票フォーマット変更への対応など、更なる機能強化が予定されています。

ハンディ株式会社:日本の高校生に最適な選択肢を提供



ハンディ株式会社は、「日本の高校生に最適な選択肢を提供する」というビジョンを掲げ、高校の進路指導室から社会貢献を目指しています。今後も、先生と生徒の双方にとってより良い就職活動・進路指導を実現するため、技術革新とサービス向上に努めていきます。

会社情報

会社名
ハンディ株式会社
住所
東京都港区芝浦4丁目11−17中野スプリングビル6階
電話番号
050-1751-6346

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。