パリ・ファッションウィークでLGBTQ+権利を支援
2025年1月21日から26日まで開催されるパリ・ファッションウィークにおいて、世界的なマッチングアプリ「Tinder」は、ファッションデザイナーのウィリー・チャバリア氏および、米国最大級のLGBTQ+人権団体ヒューマン・ライツ・キャンペーン(HRC)と連携し、LGBTQ+の権利を支援する新たな活動を展開します。このパートナーシップは、反LGBTQ+法案が世界中で増加する中、連帯を示す重要なメッセージを発するものです。
限定版スウェットシャツ
このイベントでは、ウィリー・チャバリア氏が新たにデザインした限定版のスウェットシャツが登場します。このアイテムは「How We Love Is Who We Are(どう愛するかは私たち自身)」というメッセージが込められており、2024年に導入された570以上の反LGBTQ+法案に対する抵抗の象徴として位置づけられています。
スウェットシャツは、ウィリー・チャバリア氏が自身のオンラインショップWillyChavarria.comで数量限定で販売する予定です。この特別なデザインは、愛と平等、そして基本的な人権を称賛するためのものです。
Tinderの寄付
Tinderは、この重要な取り組みに対する支援の一環として、HRCに対して寄付を行いました。この寄付は、LGBTQ+コミュニティの平等や解放を推進するHRCの活動をサポートするものです。TinderのCMOであるメリッサ・ホブリー氏は、「LGBTQ+の権利は人権であり、私たちは皆が本来の自分を表現できる場を提供することに誇りを持っている」とコメントしています。
ウィリー・チャバリア氏の情熱
ウィリー・チャバリア氏は、ファッションが文化的、政治的な動向を反映する重要な手段であると述べ、今回の協力について強いメッセージを発信しています。彼は、「ファッションは既成概念を打ち破り、変革を促す力がある」と述べ、TinderおよびHRCとの協力が自己のアイデンティティを肯定する力強い行動であることを強調しました。
HRCの誓い
HRCのケリー・ロビンソン氏も、本パートナーシップの意義について言及しており、「LGBTQ+コミュニティは強く、美しい存在であり、今後も平等と解放のための戦いを続けていく」と述べています。彼はまた、ウィリー・チャバリア氏とTinderに感謝の意を表しました。
アートコラボレーション
さらに、Tinderとウィリー・チャバリア氏は、著名なアーティストのグスタボ・ガルシア=ビジャ氏とのコラボレーションを行い、人間のつながりに触発された印象的なビジュアルを制作。このビジュアルは、パリ市内で展示され、観客に平等と包括性を訴えかけています。これにより、もっと多くの人々がこの運動に参加することを促し、団結の力を強調します。
Love is Love
Tinder、ウィリー・チャバリア氏、HRCの共同の取り組みは、愛と平等のメッセージを広めるために続いており、誰もが好きな人を好きなように愛することができる未来を目指しています。共に立ち上がり、支え合うことで、希望の光をもたらすことができると信じています。