株式会社イズミがMEL認証商品を販売
2023年7月1日、新たに株式会社イズミが運営するゆめタウン、ゆめマート、LECTの鮮魚コーナーで、エコラベル「MEL認証」を取得した水産商品が販売開始される。この取り組みは、中四国及び九州地域のスーパーマーケットで初めての試みで、持続可能な水産業を支える重要なステップとなる。
MEL認証とは
「MEL認証」とは、Marine Eco-label Japanが運営する、日本発の水産エコラベルであり、持続可能な漁業を評価する制度だ。漁業者や養殖業者は認証を受けることで、環境に配慮した漁獲や養殖を実践していることを示すことができる。さらに流通や加工、小売業者もこの認証を取得することで、持続可能な水産物を消費者に届ける仕組みが確立されている。
この認証は、日本水産業の多様性を反映し、環境保護と資源の持続可能性を両立させるための重要な目印となる。したがって、消費者が購入する水産物がどのように生産されたのかを理解する助けともなる。
販売される商品の特徴
イズミが販売を開始する商品の一部を以下に紹介する。
1. 一本釣り藁焼き かつおたたき
- - 販売期間:2025年7月1日(火)から
- - 特徴:このかつおは、静岡県産で一本釣り船「勝栄丸」によって漁獲され、船上で瞬間冷凍されるため、鮮度が保たれている。藁焼きで仕上げることで、香ばしい風味が楽しめる。
2. 養殖すだちぶり
- - 販売期間:2025年7月1日(火)から
- - 販売店舗:本州地区のゆめタウン・ゆめマート・LECT60店舗で購入可能。
- - 特徴:特に餌にこだわって育てられたぶりで、肉質が引き締まり、非常に濃厚な味わいが特長。これにより、消費者は一口ごとにその美味しさを実感できる。
3. 養殖天の鰤
- - 販売期間:2025年7月1日(火)から
- - 販売店舗:九州地区のゆめタウン・ゆめマート35店舗で取り扱い。
- - 特徴:養殖中の餌に工夫がされており、肉質のきめ細かさが際立つ。このぶりもまた、持続可能な方法で育てられた証を持つ。
今後の取り組み
イズミは、これからも環境への配慮を重視した商品を積極的に導入していく方針だ。持続可能な水産業の実現に貢献すべく、消費者にもその意識を広めていく努力を続ける。
持続可能性や環境意識の高まりが求められる現代、イズミの新しい取り組みは、消費者に対しての大きなメッセージとなるだろう。詳しくは、MEL認証の公式HPを訪れてほしい。公式HP:
MEL協議会