スカイファームが「NEW PORT」にデジタルメニュー機能を追加
スカイファーム株式会社が提供する商業施設向けのDXプラットフォーム「NEW PORT」は、顧客の利便性を向上させるために、新たにデジタルメニュー機能をリリースしました。これにより、飲食店のメニュー閲覧がより簡単かつ迅速になります。
デジタルメニュー機能の背景
現在、多くの飲食店では紙ベースのメニューが使用されていますが、これには経年劣化やメニュー更新時の印刷コストなどのデメリットが伴います。例えば、新しい料理を追加したり、価格を改定した際に、毎回印刷し直す作業が発生します。また、インバウンド需要が増加する中、紙面では多言語対応が難しいのも大きな課題でした。
その一方で、モバイルオーダーに興味を持つ店舗も多いものの、実際に導入するには顧客の反応やニーズを把握する必要があります。そこで、スカイファームはこうした問題を解決し、店舗オペレーションの効率化と顧客体験の向上を同時に追求するために、デジタルメニュー機能を開発しました。
デジタルメニューの特長
この新機能にはいくつかの特長があります。まず、
商品情報に特化しており、商品名や価格、オプション、説明文が簡潔に表示されます。シンプルなユーザーインターフェースにより、誰でも容易に操作ができるようになっています。
次に、
顧客行動の分析が可能になりました。店舗訪問者がどのページに滞在しているかなどのデータが取得でき、これによりメニューの構成やプロモーションの最適化に役立ちます。
さらに、
高度な顧客体験(CX)ツールの拡張性も大きな魅力です。多言語翻訳機能や独自のアンケート機能を簡単に追加でき、店舗のニーズに応じた機能を選択できるようになっています。
また、
お気に入り登録機能を活用することで、2回目以降の訪問時も必要な情報にすぐにアクセスできます。さらに、複数の店舗の商品情報を一度に表示できるため、フードコートやレストラン街においても便利さが向上します。
期待される効果
このデジタルメニュー機能の導入は、飲食テナントにとって大きなメリットとなります。通常のメニュー表を紙からデジタルに移行することで、入れ替えコストが削減され、着座から注文までの時間も短縮されます。これにより、店舗オペレーションが効率化され、さらにモバイルオーダーサービスのテスト機能としても利用することが可能です。
基盤システムが一貫しているため、効果が確認できた後にスムーズにモバイルオーダー機能へ移行でき、テナントへの負担が最小限に抑えられます。
スカイファームはこれからも商業施設のDXを推進し、店舗の収益向上と顧客体験の最大化に貢献していく所存です。
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会社概要
スカイファーム株式会社は、テクノロジーを活用してテナント支援や不動産価値の向上、快適な時間と空間の提供を目指しています。商業施設向けのDXプラットフォーム「NEW PORT」を通じて、新たな顧客体験と施設運営の革新を追求していきます。
所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1、横浜ランドマークタワー
代表者:木村 拓也(代表取締役)
設立:2015年7月
事業内容:商業施設向けDXプラットフォームの開発・運営
企業ウェブサイト:
https://sky-farm.co.jp/