株式会社LIVE BOARDは、国連と日本のメディアが協力して行っている「1.5℃の約束」キャンペーンを2024年9月20日から全国で展開します。この取り組みは、気候変動を防ぐために市民に具体的な行動を促すことを目的としており、今年で3年目を迎えます。キャンペーンは、テレビ6局のキャスターやキャラクターが登場するオリジナル動画を制作し、全国の約70面のデジタルOOHで配信する形で行われます。
このキャンペーンは、産業革命以前と比較した地球の平均気温の上昇を1.5℃に抑えることを目指しており、LIVE BOARDはそのコンテンツの配信に協力しています。本活動は昨年に続き、165社以上が参加を表明しており、さらなる気候行動を呼びかけるためのムーブメントとなっています。
特にSNSを通じて「個人でできる10の行動」を広め、個々での取り組みをシェアする好循環を生み出そうとしています。利用者が自身の行動をハッシュタグ「#1.5℃の約束」「#何もしないともっと暑くなる」「#10の行動」と共にSNSで発信することで、気候変動の深刻さを周知させる試みが行われています。
また、キャンペーンの一環として、9月29日にはNHKと民放の6局で特別番組を放送予定です。この番組は、気候変動がもたらす影響や、特に「食」への脅威に焦点を当て、世界各地からのリポートや解決策について話し合われます。
LIVE BOARDは、全国に64,500以上のデジタルサイネージを運用しており、今後も個人が実行可能な気候対策を啓発する役割を果たし続けるとともに、デジタル広告の効果を最大限に引き出すデータドリブンなアプローチを強化しています。これにより、温暖化への意識を高める活動が期待されています。
国連広報センターは、今年度も引き続きキャンペーン参加メディア・団体と協力し、個人の意識改革を促進しながら国全体での気候行動を推進していく方針です。地球環境を守るため、今こそ私たち一人一人が行動を起こさなければなりません。