LINE VOOMの課題
2025-03-30 10:20:20

大学生の91%が「面白くない」と回答!LINE VOOMの課題とは

大学生のLINE VOOMへの評価



株式会社RECCOOが運営するクイックリサーチサービス『サークルアップ』によると、現役大学生に向けた最新の調査で、LINE VOOMの使用率は僅か4%に留まり、91%が「コンテンツは面白くない」と評価しています。この結果は、LINE VOOMが若者の間でなぜ流行っていないのかを深く掘り下げるきっかけとなります。

使用頻度と実態



調査結果によれば、大学生の88%は「全く使用しない」と答え、残念ながら「ほぼ毎日使用する」との回答はわずか1%に過ぎません。LINEは月間アクティブユーザーが9700万人以上とされているものの、VOOMに関しては別の結果が出ている現実があります。筆者も実際にショート動画プラットフォームを10時間以上使用して調査に臨みましたが、大学生たちとの話し合いでは、VOOMが抱える多くの課題について意見が交わされました。

面白くない理由



調査に協力した大学生たちが「面白くない」と回答した理由はいくつかありました。その中には、「YouTube ShortsやInstagramの方が使いやすい」と感じる声や、「新鮮味がないコンテンツが多い」という意見が目立ちました。また、他のSNSの動画と被っていることが多く、さらには自分の興味に合わせた動画が表示されにくいという不満も多く聞かれました。

さらに、LINE自体の使用頻度が低下しているため、VOOMの存在すら知名度が問われるという現象も出てきています。特にコメント欄の雰囲気が他のサービスよりも良くないと感じる学生も少なくありません。これらの意見を取り入れ、協力してくれた学生たちと分析した結果、LINE VOOMは動画プラットフォームとしてもSNSとしても魅力が薄いという結論に至りました。

人気プラットフォームとの違い



調査結果では、大学生が最も好むショート動画プラットフォームは「YouTube」と「Instagram」であることが分かりました。特にInstagramは、写真やストーリーズ、リールを統合的に楽しめることが支持されています。チャット機能を用いて友人やインフルエンサーとのつながりを持ちながら、統一感のある自己表現ができる点が大きな魅力です。

一方、LINE VOOMはレコメンド機能やコンテンツ制作ツールが整備されていないため、クリエイターが入りづらく、結果的にコンテンツの多様性が欠如しています。このため、動画の質や魅力が損なわれているのが現状です。

LINE VOOMが改善すべき点



調査を通じて明らかになったLINE VOOMの改善点は以下の通りです:
1. レコメンド機能の強化: 利用者の興味に合った動画を提案し、観る楽しさを増やす。
2. アプリ内コンテンツ制作ツールの整備: ユーザーが手軽に動画を編集・投稿できる環境を提供。
3. 他SNSとの連携: 競合他社との連携を強化し、興味深いコンテンツをお互いに取り入れる。

これらが実現することで、LINE VOOMが若年層からの支持を受ける可能性が出てくると考えられます。

まとめ



今回の調査は、大学生のリアルな声を反映したものであり、Z世代の特性を理解する助けとなります。サークルアップを通じて、今後もこのような調査を行い、より深い分析を提供していく予定です。興味を持たれた企業様には、ローデータの提供も行っておりますので、お気軽にお問合せください。


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会社情報

会社名
株式会社RECCOO
住所
東京都渋谷区恵比寿1-23-23 恵比寿スクエア3階
電話番号
03-5725-0406

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