経済産業省が実施する「家事支援サービス福利厚生導入実証事業」に、家事代行サービスの株式会社CaSyとアクティア株式会社が運営する「カジタク」が新たに採択されました。
この実証事業は、従業員のワークライフバランス支援を目的として、家事代行サービスを福利厚生として導入する企業を対象に、その効果を検証するものです。
今回、家事代行を福利厚生として導入する企業は12社。これらの企業は、従業員のキャリアアップ支援を強化したいという共通の課題を抱えています。従業員がキャリアアップのための学習や取り組みに時間を割けるように、家事の負担を軽減したいというニーズが高まっているようです。
採択された企業は、従業員にワークライフバランスをサポートすることで、長期的なキャリア形成を支援することを目指しています。
今回の実証事業に採択された家事代行サービスは、CaSyとカジタクの2社です。
CaSyは、オンラインで完結できる手軽さと安心安全なサービスを特徴とする家事代行サービスです。2014年の創業時から、ITマッチングによるDX化を推進することで、家事代行サービスをよりリーズナブルかつスピーディーに提供してきました。業界最安値水準となる1時間2,790円~で、最短3時間後のサービス利用が可能。24時間365日、簡単に依頼、キャンセル、変更ができるシステムで、忙しい顧客のニーズに対応しています。
2022年には、家事代行事業を主幹事業とする企業として初めて東京証券取引所へ上場しました。オンライン本人確認による反社チェックおよび犯罪歴チェックを実施することで、安心安全なサービス提供体制を構築しています。
カジタクは、イオングループのアクティア株式会社が運営する家事の宅配サービスです。幅広いサービスを提供することで、顧客の多様なニーズに対応しています。
今回の実証事業を通じて、家事代行サービスが従業員のワークライフバランス改善にどのように貢献するのか、注目が集まっています。家事代行サービスの福利厚生導入が、従業員のキャリアアップ支援や企業の競争力強化に繋がるのか、今後の動向が注目されます。