Quicker(クイッカー)登場
2021-08-18 09:30:02

B2B営業を新たに変えるQuicker(クイッカー)のβ版が登場!

B2Bビジネスの新たな風、Quicker(クイッカー)β版リリース



日本のB2B企業が直面する営業プロセスの課題を解決するために、新たに登場したのがWeb営業・訪問者分析プラットフォーム「Quicker(クイッカー)」のβ版です。この革新的なツールは、従来のセールス・マーケティングのプロセスを一新し、企業が見込み顧客とのコミュニケーションを強化することが可能になります。

Quicker(クイッカー)とは?



Quickerは、見込み顧客が自社のウェブサイトを訪問した際に、その企業の情報を瞬時に把握し、リアルタイムでのコミュニケーションを実現するサービスです。特に、以下の機能が目を引きます。

1. Quicker Chat: ランディングページを訪れている見込み顧客と直接チャットできる機能。これにより、見込み顧客のニーズに応じたアプローチが可能です。

2. Quicker Connect: 訪問者に対して通話や画面共有を行い、即座に商談やヒアリングができる機能です。これまでの「電話を待つ」スタイルから脱却できます。

3. Quicker ABM: ターゲット企業がウェブサイトを訪れると、担当営業にSlackやメールで通知する機能。これにより、ABM(アカウント・ベースド・マーケティング)をサポートします。

4. Quicker Meeting: 自動対応ボットによって、見込み顧客へのお問い合わせ対応や日程調整がスムーズに行えます。

これらの機能は、営業効率を大幅に向上させるために設計されています。

従来のプロセスとの違い



従来のセールスプロセスは、「問い合わせフォームに情報入力→CRMへの情報登録→電話やメールでのアプローチ」といった流れで、平均して顧客から営業担当者への初回アプローチまでに約42時間を要していました。Quickerを使うことで、この時間は最短で1分に短縮されるとのこと。

これは、顧客が情報を入力しなければならず、また電話によるアプローチが必須だった従来のプロセスに比べ、圧倒的に効率化された方法です。また、顧客は必要な情報を手軽に得られるため、ストレスなく購買プロセスを進められます。

β版リリースの背景



Quickerの開発は、「問い合わせフォームから電話」という従来のアプローチを刷新することを目的にしています。新型コロナウイルスに伴うリモートワークの浸透もあり、B2B企業の営業やマーケティングの効率化に関するニーズが高まっています。しかし、いまだにアプローチ手法が時代遅れであることも多く、この隙間を埋めるためにQuickerを開発しました。顧客のニーズに即したパーソナライズされた情報提供が行える点が強みです。

行政や企業からの反響



アプリコット・ベンチャーズの白川智樹氏は、Quicker開発の過程で渡邊CEOと出会い、彼のビジョンを支持しました。「顧客からの反響がすでに多く寄せられており、今後の進化を楽しみにしています」とコメントしています。さらに、渡邊CEOはB2C市場でのパーソナライズをB2Bに導入する必要性を強調し、テクノロジーが変革をもたらすポイントを伝えました。

未来に向けた展望



今後のQuickerは、資金調達を通じてエンジニアリング能力の強化を図り、機能の拡張と向上を目指します。特にボットのカスタマイズ機能やレポート機能、各種CRMとの連携機能、ABM支援機能のさらなる開発に注力する方針です。

B2Bの市場がどのように変革していくのか、Quickerがその新しい基盤を築くことが期待されます。市場における新たなコミュニケーション手法として、Quickerがどのように展開していくのか、今後の進展に注目です。

会社情報

会社名
Quicker株式会社
住所
東京都渋谷区桜丘町29-33 渋谷三信マンション 407号室
電話番号

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