コーシンホームが新たな不動産ファンド戦略を発表し社会貢献を推進

コーシンホームが新たな不動産クラウドファンディング戦略を発表

コーシンホーム株式会社は、大阪府堺市に本社を置く不動産会社で、最近不動産特定共同事業に関する「開発型」約款追加の認可を取得しました。この認可により、同社の不動産クラウドファンディングプラットフォーム『みんなでシェアファンド』が新たなステージに進むことが可能となりました。

不動産クラウドファンディングの意義

『みんなでシェアファンド』は、不動産投資を広く一般に向けて行えるように設計された商品です。このプラットフォームを通じて、投資家は手軽に小口から不動産に投資し、リスクを分散しながら収益を得ることができます。今後は、カナディアンホーム株式会社との業務提携を通じて、カーボンニュートラル実現に向けたプロジェクトを進める予定です。

事業展開の未来

1. 2050年カーボンニュートラルの実現

コーシンホームは、全国で住宅事業を手掛けるカナディアンホーム株式会社と提携し、2024年8月から同社の物件に対するファンドを組成します。これにより、脱炭素の取り組みが進む中、持続可能な社会作りに貢献することを目指します。また、地域の事業者との協力によって、再生可能エネルギーの導入や省エネルギー対策を推進していくことにも取り組んでいきます。

2. SDGsへの即応

加えて、コーシンホームは医療介護・福祉施設への投資を進め、社会課題にも取り組む意向があります。障がい者が安心して生活できる環境を整えるため、グループホームの開発ファンドを設置する計画です。これにより、障がい者が地域社会で自立して暮らせる場を提供し、共生社会の実現を目指します。

みんなでシェアファンドの特徴

『みんなでシェアファンド』の主な特徴は、以下の通りです。

1. ミドルリスクミドルリターン
賃料から得られる収入を原資に、安定した配当を目指します。

2. 投資リスクの低減
優先劣後システムを採用し、出資者元本の安全を優先的に守ります。

3. 手軽な投資
専用投資口座に事前入金することで、スムーズな出資が可能です。

これらの特徴により、安定した収益を目指しながら、社会貢献への道を開いています。