イギリス留学を知るチャンス!
2025年10月26日、東京のJPタワーホール&カンファレンスにて開催された「ブリティッシュ・ボーディングスクール・フェア」に、多くの家庭が期待を寄せて来場しました。このイベントは、全英23校のボーディングスクールの関係者が集まり、日本の小中高生とその保護者にイギリス留学の機会を提供する重要な場となっています。
実際、4回目を迎えた今回のフェアには199組422名の来場者が集まり、特に来場者数の増加は日本におけるイギリス教育への関心の高さを示しています。2023年の初開催時には477名だった日本で学ぶボーディングスクール留学生が、実に675名に増加しており、ここ数年での急激な変化がデータにも表れています。
イギリスのボーディングスクールとの出会い
このフェアでは、シュルーズベリー・スクールやチャーターハウス・スクール、セブノークス・スクールなど、世界的に著名な学校が自校の魅力や教育方針を来場者に伝えました。特に注目を集めたのは、国際バカロレア(IB)スクールとして知られるセブノークス・スクールや、AレベルとIBDPの両方のカリキュラムを提供するチャーターハウス・スクールです。
また、今回は短期留学を希望する家庭に向けたプログラムを提供する学校も多く、興味を持つ来場者が多かったようです。
イギリス留学セミナーの開催
参加者の関心を引くトークセッションやセミナーも活発に行われました。主催者であるピッパズ・ガーディアンズの代表、ベン・ヒューズ氏によるボーディングスクール留学のセミナーや、J PREP代表の斉藤氏による留学準備のセミナーが人気を呼び、多くの親子が情報を収集するために参加しました。
また、ダリモア副校長やウィンクリー校長が行ったトークセッションでは、ボーディングスクールにおける学びの本質や、現地の教育環境についてリアルな声が伝えられ、参加者は熱心に耳を傾けていました。特に、ダリモア副校長のジュニアボーディングに関する話は、経験豊富な教員としてやる気に満ちた生徒を育成する環境についての貴重な情報を提供しました。
子供たちも楽しめるフェア
例年、小さなお子様連れの来場者にとって、ゆっくりと過ごせる環境が求められましたが、今回は特に子どもたちが楽しめるブースが多く出展されました。日本航空が運営するブースでは、子どもたちが折り紙ヒコーキゲームを楽しみ、富士フイルムのブースではプロのカメラマンによる撮影体験が大好評でした。
さらに、元ボーディングスクール教員であるルイーズ先生による読み聞かせ会も行われ、参加した子どもたちは文化交流の一環として英語の本に触れ、その楽しさを体験しました。このように、ただの説明会ではなく、体験を通じて学びを深める一日でした。
イギリス留学への関心高まる
全体を通じて、ボーディングスクールやイギリス留学に対する理解は深まり、来場者からは多くの積極的な質問が飛び交っていました。この整った教育環境に興味を持つ家庭が増加していることが、このフェアの成功を後押ししているのかもしれません。特に、国際的な教育が重視される現代において、イギリスの教育システムやボーディングスクールの役割はますます重要性を増しています。
ピッパズ・ガーディアンズが実施するこのようなイベントは、ますます広がりを見せるとともに、将来的な教育選択肢を考える学生や家庭にとって、貴重な情報源となっています。今後もこのような機会が提供され、イギリス留学の魅力が広がることが期待されます。