クラッソーネ×朝来市連携
2025-04-07 11:51:04

空き家問題への対応強化!クラッソーネと朝来市が連携協定を締結

空き家問題への取り組み強化



解体テックのプラットフォームを運営する株式会社クラッソーネ(名古屋市)は、兵庫県の朝来市と連携協定を締結しました。この協定は、急増する空き家問題への対応を目的としています。

背景



近年、全国的に空き家の増加が社会問題となっており、総務省の調査によると、2023年時点での空き家数は900万戸、空き家率は13.8%に達しています。特に、兵庫県は17万3000戸の空き家を抱え、朝来市でも空き家の数は年々増加しています。空き家の適切な管理は個人の責任ですが、放置されることで地域社会に悪影響を及ぼすことが懸念されています。

朝来市では対策として空家等対策計画を策定し、2018年から本格的に取り組みをスタートしています。今回の協定締結により、朝来市内の空き家の除却を進めることが期待されています。

クラッソーネの役割



クラッソーネは、解体工事に特化したDXプラットフォーム「クラッソーネ」を運営し、全国2000社以上の専門工事会社とマッチングしています。これまでに累計15万件以上の利用実績を持つ同社は、解体費用の概算を知る「解体費用シミュレーター」や空き家対策に特化した「空き家の迷惑度診断」などのサービスを提供しています。

この協定により、朝来市はこれらのIT技術とデータを活用し、市民が自身の空き家問題を把握しやすくすることを目指します。

取り組み内容



具体的には、以下のサービスを通じて市民に情報提供を行います:
  • - 解体費用シミュレーター:解体費用の概算が把握できるツール(こちらから)。
  • - 空き家の迷惑度診断:空き家の管理状態を診断(詳細はこちら)。
  • - 固定資産税シミュレーター:解体後の固定資産税について情報提供(こちらから)。

さらに、市民からの相談対応や施策にもクラッソーネのサービスを活用し、住民対応の質の向上と業務効率化を図ります。

市の意気込み



朝来市長の藤岡勇氏は、「地域の空き家問題は、市民、事業者、自治体が連携して対処しなければならない重要な課題」とコメントし、このプログラムを通じて市民とのつながりを深めていく意向を示しました。

結論



朝来市とクラッソーネの連携は、解体工事や空き家対策の新たなモデルとして地域の発展に寄与することが期待されます。空き家問題は一筋縄ではいかない課題ですが、今後の取り組みに広がりを持って進めていくことが求められています。


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会社情報

会社名
株式会社クラッソーネ
住所
愛知県名古屋市中区栄2丁目11−30セントラルビル5階
電話番号
052-589-8085

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