分散型臨床試験(DCT)の可能性を探るイベント『DCTs Series』第4弾
2025年11月12日(水)18時から、東京日本橋において『DCTs Series』の第4弾が開催されます。このイベントは、分散型臨床試験(DCT)に関連する分野で働く医療機関、アカデミア、企業の専門家たちが一堂に会し、最新の知見や課題について議論を交わす貴重な機会です。
DCTの重要性とイベントの狙い
近年、分散型臨床試験(DCT)が注目を集めています。DCTは、従来の集中型臨床試験とは異なり、被験者が自宅や地元の医療機関で試験に参加できる利点があります。このアプローチにより、被験者の通院負担を軽減し、より多様な患者群からデータを収集することが可能となります。しかし、医療機関での運営やセキュリティの確保といった課題も存在します。
このイベントは、そうした課題解決に向けた情報共有とネットワーキングの場として位置づけられています。医療データ企業や製薬企業の専門家からは、実際のDCTにおけるリアルワールドデータの活用方法や信頼性向上に関する議論が行われます。
イベント詳細と参加者への特典
日時・場所・参加費
- - 日時: 2025年11月12日(水)18:00〜20:30(開場17:45)
- - 会場: 日本橋ライフサイエンスビル2階 201大会議室
東京都中央区日本橋本町2-3-11
東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前」駅 A6 出口より徒歩3分
JR 総武快速線「新日本橋」駅 5 番出口より徒歩2分
- - 参加費: 無料
- - 定員: 現地参加50名(応募多数の場合、主催者が選考)
プログラムの流れ
- - 18:00: 開会挨拶
- - 18:05: 座長挨拶(長嶋浩貴氏)
- - 18:10: 基調講演(小川武則氏による「治験症例集積性向上へRWD活用の期待」)
- - 18:30: パネルディスカッション
- - 19:10: Q & A
- - 19:30: ネットワーキング
- - 20:25: 閉会挨拶
参加者同士のつながりを深めるネットワーキングの機会も設けており、専門家たちとの貴重な情報交換が期待されます。
未来の医療を形作るために
株式会社AKT Healthは、分散型臨床試験の発展に向け、医療機関やアカデミア、企業との連携を強化しています。DCTs Seriesイベントは、その一環として定期的に開催され、デジタルヘルスやリアルワールドエビデンスに関するトピックが取り上げられます。参加者は最新の知見を得られるだけでなく、医療業界の発展に向けた重要なネットワークを構築する機会を得られます。
議論を通じて、DCTが医療の未来をどのように変えていくのか、共に考えてみる貴重なチャンスです。私たちもこのイベントを通じて、より良い医療の実現に向けた一歩を踏み出しましょう。
今後の展望
分散型臨床試験という新しいアプローチは、日本の医療システムにも変革をもたらす可能性があります。DCTs Seriesはその第一歩を踏み出したイベントであり、今後もさらなる活動が期待されます。皆様の参加を心よりお待ちしております。