淡路島観光協会、新しい挑戦!カルチャーアテンダント制度の導入
淡路島観光協会が新たに「淡路島カルチャーアテンダント」(以降、ACA)という認定・育成制度を発表しました。このプロジェクトは、淡路島を世界的な観光地として成長させるための重要な施策の一つです。「日本中・世界中から選ばれる観光地へ」というビジョンのもと、観光協会は新たな一歩を踏み出しています。
AWAJI島博での体験コンテンツ
淡路島をより魅力的な観光地にするため、2023年10月13日まで「AWAJI島博」を開催しています。この際、特に注目されているのは「淡路島ならではの本物体験」です。これは地域の特性を生かし、観光客が直接生産者や工芸者と交流しながら、淡路島の自然や歴史、文化を学ぶことができるプログラムです。
例えば、ひょうごフィールドパビリオンとして認定された体験コンテンツが多数ラインナップされており、参加者は農業や伝統工芸を体験し、その背景にある物語を知ることができます。また、このような体験は特に外国からの富裕層観光客に好評で、リピーターの獲得にもつながっています。
カルチャーアテンダント制度の詳細
淡路島観光協会は、今後のインバウンド需要の拡大を見越して、カルチャーアテンダントの認定・育成を進めることを決定。その第1期認定は2023年11月に実施され、認定者には島内や島外での研修も行われます。ACAは生産者と観光客をつなぐ通訳としての役割を果たしながら、将来的には地域ガイドとしての専門性も身につけることが期待されています。
カルチャーアテンダントプレミアムに認定されると、観光案内の他にも、島内の移動を伴うスルーガイドとしての活動も可能になります。このように、多様な役割を持つ人材を育成することが、淡路島観光の発展に寄与することでしょう。
参加者に求められること
応募者は「淡路学読本ダイジェスト版」を用いて勉強し、筆記試験と面接試験を経て認定を受けることとなります。応募の条件は淡路島在住者に限られず、全国からの参加を歓迎しています。そのため、幅広い知識や視野を持つ人材が集まり、将来的には多言語対応のガイドにもなれる可能性があります。
南あわじ市では、すでに英語対応ガイドとして7名が認定されていますが、今後はACAとの連携を強化し、より多くの観光客のニーズに応じたガイド育成を行っていく予定です。
未来への展望
淡路島観光協会は、このカルチャーアテンダント制度を通じて、観光客に深い文化体験を提供しながら、地域経済の活性化を目指しています。このような取り組みは、持続可能な観光の実現にも寄与するものです。
淡路島の魅力を伝えるための新たなステップとして、今後も注目が集まります。興味のある方は、ぜひ公式ウェブサイトで詳細を確認し、自分自身の参加を検討してみてはいかがでしょうか。
お問い合わせ
淡路島観光協会への問い合わせは以下の通りです:
住所:兵庫県洲本市港2-26
電話:0799-22-0742
公式サイトもぜひご覧ください: