白馬乗鞍温泉スキー場が新たな挑戦
長野県北安曇郡的小谷村に位置する白馬乗鞍温泉スキー場が、日本初となるスノーリュージュ(木ゾリ)のクラブチームを設立しました。この新しい取り組みは、地域の子どもたちを中心に雪上スポーツの普及を目指し、育成プログラムを通じて次世代のスノーリュージュ選手を育てるものです。地域としてのスポーツ文化を高めるとともに、観光客や一般の方も気軽に参加できる体験機会を創出します。
スノーリュージュとは
スノーリュージュは、木製のそりを使用して雪上コースを走行するスポーツです。体重移動やハンドル操作を駆使して滑走するこの競技は、欧州を中心に多くの歴史を持ち、世界中で人気を博しています。スキーやスノーボードと比較して技術習得のハードルが低いため、年齢や経験を問わず楽しむことができます。しかし、競技としてのスリルもあり、操縦技術によっては大きな滑走性能の差が生じるため、ジュニア選手の育成にはうってつけです。
クラブチームの設立
新設されたクラブチームでは、元リュージュ選手であり現在は一般社団法人日本木ゾリ協会の代表理事を務める吉崎雄貴氏がコーチとして指導に当たります。具体的には、小学3年生以上を対象に、全4回の練習を行い、スノーリュージュの基本やスラローム技術を身につけることを目指します。この取り組みを通じて、将来的には木ゾリ大会出場へとつなげていく計画です。大人も参加可能なため、世代を超えて楽しめる環境を整えています。
無料体験会とスクール
また、スノーリュージュを初めて体験する方に向けて、無料体験会と説明会を1月11日に実施します。さらに、観光客向けの単発体験スクールも行い、皆さんが気軽にスノーリュージュを楽しめるよう努めます。これにより、地域の子どもたちの育成と観光客の新しいアクティビティ体験が両立することを目指しています。
白馬乗鞍温泉スキー場の魅力
白馬乗鞍温泉スキー場は、豊富な雪量と安定した雪質を誇り、自然環境を生かしたダイナミックなアクティビティが楽しめる場所です。このクラブチームの設立により、地元の雪上スポーツ文化をさらに発展させていくことが期待されます。
クラブチーム概要
- - 対象:小学3年生以上(大人も可)
- - 練習日:1月25日、2月1日、2月8日、3月1日
- - 時間:10:30〜12:00(2月1日は14:30から)
- - 入会金:小谷・白馬村内小中学生は無料
- - シーズン料:小谷・白馬村内小中学生は無料
- - 装備:スキーウェア、スノーシューズまたはスノーボードブーツ、手袋が必須(ヘルメット・ゴーグルは推奨)
お問い合わせ先
本クラブチームに関するお問い合わせは、一般社団法人日本木ゾリ協会まで直接ご連絡ください。スノーリュージュのさらなる魅力を皆様にお届けするため、さまざまなアクティビティを用意しています。
公式HPなどの詳細は記載のウェブサイトをご覧ください。
観光客や地域の子どもたちに新しい雪上スポーツの楽しさを伝え、白馬の名を全国に知らしめるこの取り組みにぜひご注目ください。