年収とライフスタイル
2020-03-12 13:30:19
20代から40代の年収とライフスタイルの現状を探る
結婚を意識する年収は?
最近の調査によると、20代から40代にかけての年齢層において、結婚を考える際の年収は約500万円が一つの基準になっています。実際、20代56%、30代57%、40代51%の人々が年収500万円以上あれば結婚に前向きであると答えています。
収入とお小遣い
年齢別に見ると、全年代の月々のお小遣いは前年比で減少しており、20代は28,760円、30代は26,684円、40代は27,085円となっています。特に20代は前回調査と比較して3,464円減少しています。貯蓄に関しても、特に20代では19%が「貯蓄ゼロ」と回答しており、30代および40代もそれぞれ20%、23%との結果が出ています。
貯蓄と将来の不安
調査において、リタイア時に安心できる貯蓄額は年齢層ごとに異なりますが、20代が4,016万円、30代が5,524万円、40代が5,845万円とされています。特に40代は物価の上昇や年金制度に対する不安から、より高い貯蓄額を望んでいることがうかがえます。
消費意識の変化
調査結果によると、『多少無理して良いものを買いたい』と答えたのは20代48.8%、30代48.6%、40代46.4%となっており、年齢が上がるほど『無理せず、買える範囲で良いものを選びたい』という傾向が強くなります。特に20代は82.7%がこの意見に同意しています。
キャッシュレス決済の浸透
キャッシュレス決済については、20代は53.9%、30代は60.0%、40代は59.6%が普段の買い物でキャッシュレスを利用しており、特に30代と40代での利用が目立ちます。消費税増税後、多くの人がキャッシュレス決済を増やしていると感じていることも分かります。
サブスクリプションサービスの利用意向
サブスクリプションサービスに対する意識も年齢によって変化し、20代の38%が利用したいと答える一方で、実際に利用しているのも20代が最も多く32%に達しています。20代の若者は特に、動画や音楽配信サービスに高い関心を示しています。
仕事とライフスタイルのバランス
働き方改革の影響として、残業時間が減少した場合、収入が減ったと感じる有職者が54%に達しています。さらに、20代では43%が副業を行っており、若い世代はより柔軟な働き方や収入源を求めていることがうかがえます。
未来への展望
『人生100年時代』を意識する中、20代は70%が「大変そうだ」と感じる一方で、実際に30代や40代と比べると楽観的な面も見受けられます。いずれの年代でも、今後の生活に対して漠然とした不安を抱えており、収入や年金制度についての情報収集が求められています。
まとめ
以上の調査結果から、20代から40代にかけて、結婚や子育て、ライフスタイルにおいての年収の影響は大きいことが確認されました。特に今の世代は、経済環境や消費意識が大きく変化している中で、自らのライフスタイルを見直すことが必要になります。
会社情報
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SMBCコンシューマーファイナンス株式会社
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