近年、副業や兼業を許可する企業が増加し、多くの人々が副業を志向しています。このような背景を受け、株式会社フォーイットが行った調査では、全国2,000人を対象に副業に関する意識を探るべく、アンケートを実施しました。調査は2026年4月21日に行われました。質問内容は、もし副業をする場合、最も重要なポイントは何かというもので、回答選択肢は「収入アップの見込み」「安定した収入」「短時間でできる」など多岐に渡ります。
結果として最も多かった回答は「収入アップの見込みがあるか」で26.2%を占め、次いで「安定した収入が得られるか」が22.7%、さらに「短時間でできるか」が21.0%と続きます。このことから、参加者は副業に対して収入の増加を重視しており、その一方で本業との両立も考慮する姿勢が見られることがわかります。一方で、「楽しんで取り組めるか」という項目を選んだ人も約9.7%おり、副業にやりがいを求める層も一定数存在していることが明らかになりました。
年代別に見ると、特に20代が「収入アップの見込みがあるか」という回答が34.2%に達しており、自らの成長を望む意欲が表れています。また、初期費用の少なさを重視する傾向もあり、12.2%がこの点に注目しています。30代では「スキルが身につくか」という回答が14.7%と最も高く、自分のキャリアにプラスになる副業を求める声が強いです。
続いて、男女別に分けて見ると、男性および女性ともに「収入アップの見込み」と「安定した収入」が上位の回答に上がりましたが、女性は「短時間でできるか」により高い関心を寄せていることが明らかになりました。これは、家庭や仕事との両立を求める女性の声が反映されていると考えられます。また、職業別に見ても、会社員や公務員が最も効率的に副業を行いたいとする意見が目立つ一方、自営業者はより高い収益性を求めています。
さらに、世帯年収によっても副業の選択基準は変わります。具体的には、年収が500万円未満の層は初期費用の低さを重視し、一方で年収1,000万円以上の層はスキルアップを求めています。このことから、副業への興味は共通しているものの、社会的背景や個人の状況により求める条件が変わることが重要な発見でした。
今回の調査結果から、全体の約70%は「収入アップの見込み」「安定した収入」「短時間でできるか」を重視しており、年代や性別、職業によっては微妙な違いが見られるものの、全体的に「しっかり稼げて、無理なく続けられる」副業への関心が強いことが分かりました。副業選びの際には自己のライフスタイルに合った選択肢を見つけることが、持続可能な副業を実現するカギであるといえるでしょう。