2024年度マンション管理員大賞の発表
分譲マンションの購入や売却に関する情報を提供する「住まいサーフィン」が、2024年度の「マンション管理員大賞」を発表しました。この賞は入居者から寄せられた感謝のエピソードを基に、特に印象深い体験を持つ管理員さんを表彰するものです。
受賞の背景
スタイルアクト株式会社が運営する住まいサーフィンは、トータル31万人を超える会員が参加する満足度調査を実施。2024年7月から8月にかけて行われたこの調査は、前回から続けて16回目を迎えました。入居者からの自由回答679件の中から、特に心温まるエピソードが選ばれました。
受賞エピソードとその内容
今回の受賞エピソードは、4つの管理会社から寄せられたものです。どれも管理員が入居者を思いやり、的確にサポートした体験が描かれています。
大京アステージ
ある入居者の高齢の母が、鍵を持たずに外出。その際、マンションに帰れなくなったとしても、管理員が迎えに来てくれたというエピソードです。業務時間外にもかかわらず、ずっとロビーで待機して母を見守ってくれたことに感謝の言葉が寄せられました。
東京建物アメニティサポート
この管理員さんは毎朝元気に挨拶を交わし、子どちへも優しく接してくださくてと評価されています。特に、自宅近くで採集した虫を見せてくれるなど、家族全員が好きな存在という感謝の声が届いています。
野村不動産パートナーズ
入居者のアジサイに虫が付いていることを確認し、適切な対策をしてくれた管理員。その次の年には、状況を覚えていて早めに虫対策を行ってくれたことが評価されました。この気遣いがあってこそ、魅力的なアジサイの植栽を楽しむことができました。
日鉄コミュニティ
この管理員は、顔や名前をしっかり記憶し、特に高齢者の安全を常に気に掛けています。要所要所で確認してくれるその姿勢が、入居者に安心感を与えます。
エピソードに見る管理員の重要性
これらのエピソードから、管理員がただのサポート役ではなく、入居者の生活に深く関与し、助け合う存在であることが伺えます。それぞれの管理員の温かい対応が、多くの入居者に感謝されています。マンション管理はただの業務ではなく、コミュニティの一部としての役割を果たしていることを示しています。
これからの取り組み
管理員の重要性が際立った2024年度の管理員大賞の受賞を通じて、今後も管理会社側にはさらに良いサービスの提供が期待されます。入居者の声を聞くことで、会社の取り組みもより良い方向へ向かうことでしょう。
まとめ
「住まいサーフィン」の2024年度のマンション管理員大賞は、住まいに寄り添う管理員の姿勢がいかに大切であるかを再確認させてくれます。これからも入居者の声を大切にし、より良い居住空間を提供できるようにしていきたいものですね。今後の展開にも注目です。