子どもたちの創造力が広がるメタバース展覧会
株式会社成基が運営するオンラインフリースクール「シンガク」において、3月5日から「シンガク展覧会」が開催されます。このイベントは、不登校中の児童生徒が自主的に制作した約80点の作品をメタバース上で展示するもので、参加は無料となっています。入場者は匿名でアバターを用いて展示された作品にコメントを残すことも可能です。
シンガク展覧会の概要
本展覧会は2025年3月5日(水)から3月16日(日)までの期間、常時開放されます。展示会のURLは
こちらで、全世界の人々が参加して作品を観覧できることが特徴です。オンラインフリースクール「シンガク」で学ぶお子さんにとっては、自分の作品を披露する貴重な機会となり、創造的な活動を通じた自己肯定感の向上が期待されています。
このイベントは、「シンガク」に在籍する子どもたちが主体的に企画・運営に関わることで、スキルや自己表現能力を鍛える目的も持ち合わせています。過去の開催では、毎回多くの来場者があり、約6000件のアクセスを記録しました。温かいコメントが寄せられることで、子どもたちも励まされているようです。
参加者の声
「シンガク」の教室長である村上実優さんは、「子どもたちが自分の力を発揮できる場を作るために始まったこの展覧会は、回を重ねるごとに参加者の意欲が高まり、作品のレベルも向上してきた」と語ります。中には、10時間以上を費やして制作された力作もあり、細部まで工夫が施されています。自らの表現が認められる体験は、子どもたちにとって自信と成長につながります。
オンラインフリースクール「シンガク」の概要
「シンガク」は、不登校の児童・生徒に向けたオンラインフリースクールとして、多様な学びの場を提供しています。「すらら」という無学年式ICT教材を用いた学習や、メタバース教室の開設、さらには出席扱い制度の申請支援を行っています。さらに、マインクラフトやフォートナイトなどのゲームを活用した楽しい学びの時間も提供し、学習のモチベーションを引き出しています。
学びの場を広げる取り組み
このような取り組みを通じて、成基は子どもたちの成長をサポートし、「人づくり」を通して社会の課題を解決へと導いています。また、「ツナグバ」というポータルサイトも運営しており、専門家によるコラムやQ&A機能を用意し、保護者の悩み解決に向けたサポートも行っています。
今後も「シンガク展覧会」は、子どもたちが自身の創造力を発揮し表現できる機会を提供していきます。このイベントは、創造的な挑戦が詰まった場となることを期待しています。