JR西日本グループは、大阪駅西側エリアにおいて、エリア一体的にまちづくりを進めています。2024年7月31日には、イノゲート大阪、同施設内の商業施設バルチカ03、そしてJPタワー大阪内の商業施設KITTE大阪がグランドオープンを迎えます。それに伴い、各施設をつなぐ通路や広場が7月30日に開放されることが発表されました。
このエリアの賑わい創出とエリア価値向上を目的とした取り組みで、西口改札前通路がイノゲート大阪1階まで繋がり、南北方向の往来がスムーズになります。デッキレベルでは、ノースゲートビルディング2階とイノゲート大阪2階を接続する歩行者デッキが開通し、既存大阪駅方面からのアクセスも向上します。
さらに、大阪ステーションシティの10箇所の広場に加え、新たに5箇所の広場が誕生。風光の庭、水の路、彩の路、サンクンガーデン、南東角多目的広場など、訪れる人を安らぎと賑わいで包み込む空間が生まれます。これらの広場には、大阪駅西側地区アートプロジェクト「WARP」の作品も展示され、エリア全体の回遊性向上と賑わいの創出に貢献します。
今回のオープンにより、大阪駅西側エリアは、鉄道、オフィス、商業、アートなど、様々な要素が融合した、魅力的なエリアへと進化を遂げます。快適な歩行空間の整備や、新たな商業施設の誕生によって、人々の活動が活発化し、新たな出会いや交流が生まれることが期待されます。
主な開業スケジュール
2024年7月30日
イノゲート大阪・バルチカ03 WESTER会員対象プレオープン
2024年7月31日
イノゲート大阪
飲食店舗「バルチカ03」開業
オフィスロビー 6階(ラウンジ、カフェ、物販)「TSUTAYA BOOKSTORE」開業
フレキシブルオフィス 9~10階「コンパスオフィス」開業
※オフィスフロア等(11~22階)は2024年秋以降開業予定
JPタワー大阪
商業施設「KITTE大阪」グランドオープン
* ホテル「THE OSAKA STATION HOTEL, Autograph Collection」開業
これらの施設は、それぞれ個性的な魅力を持つ空間となっており、大阪駅西側エリア全体を活性化させる役割を担うと期待されています。今後の展開に注目です。