介護支援制度セミナーのご案内
2025年4月、育児介護休業法が改正されます。この法改正は、働きながら育児や介護を行う人々にとって、さらに重要な意味を持つことになるでしょう。介護離職を防ぐために、企業には新たな義務が課され、雇用環境の整備が求められます。特に、超高齢化社会を迎える日本では、仕事と介護・育児の両立が大きな課題となっています。
セミナーの必要性
遠距離介護支援協会の代表である神戸貴子氏が、介護支援制度についてのセミナーを開催します。このセミナーでは、新たに義務化される施策や法改正に対する企業の対応策を詳しく解説します。近年、年間10万人が介護離職しており、多くの家庭が「ビジネスケアラー」としての役割を担っています。このような背景からも、介護支援は企業や社会全体にとって不可欠な要素となるでしょう。
企業の義務
2025年の法改正では、社会全体が介護問題に関心を寄せる中、企業は以下の対策を講じる義務があります。
1. 介護休業・介護両立支援制度に関する研修の実施
2. 相談窓口の設置や相談体制の整備
3. 自社の労働者に対する介護休業取得の事例収集・提供
4. 介護支援制度の利用促進に関する方針の周知
これにより、企業は労働者をサポートし、離職率の低下に繋がる取り組みが必要となります。
セミナー詳細
このセミナーは、2024年1月30日に鳥取県境港市のNX境港海陸株式会社の1階で行われます。参加は無料で、行う内容は以下の通りです。
- - 介護離職者の現状
- - 従業員が辞めない企業づくりのポイント
- - 法改正の内容と具体的な対応方法
興味のある方は、ぜひ参加してみてください。直接申し込みは
こちらのリンクから。
講師紹介
このセミナーの講師を務めるのは、神戸貴子氏。彼女は看護師としての経験を元に、育児や介護の両立に取り組んできました。そして、「介護を理由に夢を諦めないで」との思いから、2014年には介護保険適用外サービス「わたしの看護師さん」を立ち上げ、さらに2018年に「遠距離介護支援協会」を設立しました。現在は、NPO法人としての活動を通じて、多くの人々にその必要性を訴えています。受賞歴も多く、彼女の洞察や経験は多くの参加者にとって価値あるものになるでしょう。
まとめ
介護問題に対する意識が高まる中、このセミナーは非常に有意義であるといえます。特に企業の方々には、法改正に対する理解を深め、介護と仕事の両立を支援するための具体的な対策を学ぶ良い機会です。多くの方々の参加をお待ちしております。