建設現場の未来を切り拓く「Eye-Con360」
株式会社きもとが新たに発表した「Eye-Con360」は、360度写真と3Dモデルを融合させた革新的なツールです。この製品は、建設業界やその他の産業における可視化の概念を一新し、より直感的で効率的な意思決定を可能にします。
Eye-Con360の特徴
「Eye-Con360」は、360度カメラによって撮影した全天球写真の中に、CADで作成した3Dモデルを簡単に配置できます。これにより、従来は難しかった設計段階の構造物と実際の現場のズレを直感的に確認することができます。これが、完成後のイメージを早期に共通理解しやすくするのです。
従来の技術では、点群データの取り扱いに特別なスキルや高性能なPCが求められることが多いですが、「Eye-Con360」はその点を大きく改善しています。データ容量の小さな360度画像と3Dモデルを使うため、誰でも簡単に操作できる環境が整っています。さらに、無償のビューワーを利用すれば、専用のソフトを持たない発注者や自治体の担当者ともスムーズに情報を共有できます。
多様な活用シーン
「Eye-Con360」は、多機能で様々なシーンでの利用が可能です。例えば、複数案の3Dモデルを瞬時に切り替えて比較することや、道路使用や河川占用の申請での可視化が可能です。また、被災現場の記録や復旧計画のシミュレーションとしても活用されており、その適用範囲は非常に広がります。特に災害時には、既存モデルを活用して迅速な復旧初期計画を立てることができるため、関係機関との連携が求められる場面で非常に有効です。
直感的で安心な操作性
アイコンやコマンドが最小限に抑えられているため、初めてのユーザーでも操作にすぐに慣れることができます。また、データをローカルに保存でき、ネットワークが無い環境でも使用可能なのも大きなメリットです。セキュリティ面でも充分に配慮されており、安心して使うことができます。
「見える化」に必要な新基盤
今後は、BIM/CIMやデジタルツイン技術の普及が進む中で、「Eye-Con360」は建設現場の初期段階から“見せる・伝える・合意する”プロセスを加速させるための新たな基盤ツールとして位置付けられるでしょう。株式会社きもとは、このツールを通じて「見える化」が求められる全ての現場へ業務効率化とデジタル活用を支援するソリューションを提供していく予定です。
これからも多くの現場において、さらなる「見える化」が進むことを期待しつつ、「Eye-Con360」がその一翼を担ってくれることを願っています。
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